2018年02月11日

水虫Q&A、水虫菌の感染力は強いのですか?

水虫は、10人に一人程度は感染しているだろう、と考えられます。
老若男女を問わず、多くの人が水虫になっているわけです。
それであれば、「水虫菌の感染力はとても強い」のでしょうか?

水虫は、ヒトや獣の皮膚の最外層(角層、角質層)にカビ(真菌)が住み着いている、皮膚感染症です。
実は、カビは一般に感染力が弱く、人に対する病原性も弱くて、普通の健康状態であればカビ感染症にはなりにくいのです。
せいぜい水虫(白癬症、カンジダ症、癜風(マラセチア症))になる程度です。

水虫菌の感染力が弱い、ということは次のような事実から容易に推定できます。
1、お風呂の湯船の中では、水虫に感染しません。
2、洗濯を介して水虫がうつることはありません。

しかし、どうしても水虫がうつってしまう条件があります。
それはどのような場合でしょうか?
1、履物を共有した場合
水虫の人が使った靴やスリッパなどには、水虫の人から水虫菌が履物へと移動します。
つまり、靴やスリッパに水虫菌がいっぱい付いているのです。
そこへ足を入れると、水虫菌がいっぱい付着して、一発で水虫になってしまいます。
特に、皮膚科医院へ行って素足でスリッパを履くと、相当に危険でしょうね(笑)。
2、共同浴場の風呂マット
湯船の中とは全く条件が違います。
風呂マットでは、水虫の人がその足で直接マットを踏んで、皮膚のくずや血液(リンパ液)が付着しています。
これらに直接触れると水虫になる恐れが十分にありますね。
3、家族間の感染
家族内に水虫の人がいると、畳やフローリングに水虫菌が散乱した状態になります。
それらを踏んで足に付着すると、どうしても水虫に感染します。
主婦がきれい好き、掃除好きであれば、家庭内の水虫感染は起きにくい、といわれています。

水虫は治しにくい皮膚疾患ですから、感染しないように注意しましょう!


posted by 水虫博士 at 21:57| Comment(0) | 水虫Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする