2008年08月23日

薬剤師の調剤日記

病院での診察が終わると、近くの調剤薬局で薬を買うことになります。
その調剤薬局で働く薬剤師さんの日記が公開されています。

「薬局は県内に何店舗かあります。
 私が主に行ってる薬局は内科ですが、ときどきピンチヒッターとして皮膚科隣接の薬局に呼ばれます。
 今日はこちらに行ってきました。
 さてさて、今まで気にしてませんでしたが、皮膚科とは夏場が忙しいんですね。
 何故か・・・
 夏に多い皮膚の病気・・・
 プールがあるのでプール病、とびひ、その他あせも、にきび、
 そして・・・水虫!
 水虫の患者さんの多いこと、多いこと。
 最近では爪水虫なんてものも分かってきたりして、そういった治療薬もあるようです。
 で、今日は水虫用のお薬を作っていました。
 作るって?
 単に、抗菌剤のクリームとステロイドのクリームを混ぜ合わせるだけなのですが。
 練り練りしながら、合間に投薬を行って。
 一生懸命練って、やっと容器に詰め終わったと思ったら、
 「これ50g用の入れ物やね。水虫用だから20gの入れ物でいいんよ。」との言葉。
 えーーーっ!!
 言われてみれば・・・
 塗るのは足!体全体に塗るわけじゃないんだから、そんなにたくさん要りませんよね・・・
 ぜ〜んぶ入れ直ししました(>_<〃)
 今日は立ちっぱなしだったので、いつもに増して、足が棒の様です。。。
 服薬指導、ワンポイントアドバイス!
 水虫の患者さんにお薬をお渡しするとき、「○○様、水虫のお薬が出てますね。」、と言うのはタブーです。
 何故って?
 近くの人に、「あ、あの人は水虫なのね。」と分かっちゃうからです。
 なので、「今日は真菌のお薬が出てますね。」 と、やんわりと言うのだそうです(^-^)d」
今日は皮膚科http://blogs.yahoo.co.jp/hello_nonnchan/229163.html

皮膚科医院に近接した調剤薬局では、皮膚科を受診した患者が大切なお客になります。
その患者のご機嫌を損ねないように、調剤薬局では「水虫」 という言葉は使わないようです。
確かに、「あなたは水虫ですね」 と声高に言われて平気な人はいないでしょう。

調剤薬局では、白衣を着た薬剤師さんが何人もいます。
この記事を読んで、薬剤師さんも常勤ではない人がおられることをはじめて知りました。
薬剤師さんは高度の薬剤知識を持つ専門職なのですが、その就労環境は厳しいようです。
posted by 水虫博士 at 11:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 皮膚科医の水虫論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
薬科大学が6年生になり薬学卒業生がでない空白の2年を迎えようとしています。それに伴って今、どこの薬局でも薬剤師不足で、パートさんや派遣会社を使って人員を補っているのが実情です。また時間外労働も増えています。患者さんからはあまり見えない部分ではありますが、結構この業界今、氷河期に入っています。
Posted by vasawork at 2008年08月23日 18:16
コメントありがとうございました。
薬剤師の業務範囲は、国の法制度によって保護されていない、といえます。
個人経営の薬局では売り上げもなく、悲惨な状況にあるようです。
薬剤師さんが知識の切り売りをしなければならない、という状況は、国家の責任で解消すべきでしょう。
Posted by 水虫博士 at 2008年08月24日 07:44
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