2009年02月20日

水虫の基礎知識 1、水虫の部位と名称

水虫専科では以前に、水虫に関する基礎知識をご紹介するための基本講座を連載しました。
水虫の基本講座http://mizumushidoujyou.seesaa.net/article/17405318.html
早いものでそれから2年が経過し、私自身の水虫に関する理解も飛躍的に向上しました。
また、水虫を治すための処理液も開発できており、水虫を制覇したと自負できるまでに至りました。
そこで、現在の私の知識・経験をもとにして、水虫に関する基礎知識をご紹介するシリーズを再度書きたいと思います。

水虫というと、一般の方は足にできる皮膚病だと思われるでしょう。
しかし、水虫は白癬菌(水虫菌)というカビが皮膚・毛髪に寄生した皮膚病であり、水虫とは身体中どこにでもできるものなのです。
そして、水虫ができている部位に応じてさまざまな固有名称が使われていますが、これらはすべて白癬菌による水虫なのです(下図参照)。
体幹部、下肢、腕などにできるタムシ・ゼニタムシは、体部水虫(体部白癬)と総称するのが好ましいと思います。

          
mizu_01.gif


水虫は足にできる場合が圧倒的に多いのですが、その足の水虫を手でさわることによって手に水虫菌が付着し、その手を介して全身に水虫が広がっていきます。
特に、手の爪に水虫菌が入って爪水虫になると、その爪がふれるところには広範囲に水虫がうつっていくことになります。

足の水虫は、その部位によって4つに分けられます。
 1、指および指の間にある水虫は、趾(し)間型水虫です。
   指の間がふやけた状態になったり皮がむけたりしてかゆみを伴います。
 2、土踏まずや足裏の縁に小さな水泡ができるのは、小水疱型水虫です。
   強いかゆみを伴います。
 3、かかとが硬くひび割れして皮膚がぼろぼろとはがれるのは、角化型水虫です。
   かゆみはないのですが、一番治りにくいタイプで爪水虫よりも治りにくいといえます。
   水虫菌が付いた皮膚の破片が床に落ちて他人の足に付着しますので、他人への水虫感染源になります。
 4、爪が白く変色・変形するのは、爪水虫です。
   昔は不治の病といわれましたが、現在は内服薬療法で80%程度が治るといわれています。

水虫かどうかを確定するためには、皮膚科医による水虫菌の確認が必要です。
皮膚科医といえども、目で見ただけでは水虫かどうかを判定することは難しく、水虫菌の検査をしないで水虫だと診断する開業医が多いために、誤診が多いといわれています。
ましてや、素人が水虫かどうかを判断することは不可能です。
水虫ではないか、と思った時には、迷わずに皮膚科へ行きましょう。
そして、水虫菌の検査をしない(してくれない)場合には、別の皮膚科へ行きましょう。
posted by 水虫博士 at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫の基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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