2009年02月26日

水虫の基礎知識 4、三日坊主では治りません

水虫というと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。
足の裏にできた水疱や、足指の間にできた皮膚のはがれなどの皮膚症状が水虫であると思われていることでしょう。
あるいは、それらの皮膚症状に伴うかゆみも水虫の特徴ですね。

しかし、これらの皮膚症状そのものが水虫であるとお考えでしたら、それは見当違いもはなはだしい、と言わざるを得ません。
水虫とは、何の皮膚症状も表わさない隠れ水虫が圧倒的に多いのです。
上記の皮膚症状を表面化させている水虫菌は、カビが寄生していることを人に気づかれる、いわばドジな水虫菌です。
何の皮膚症状も表面化させることなく、皮膚の奥深くでひっそりと生活しているカビ(水虫菌)こそが、水虫菌の正体なのです。

前置きが長くなりましたが、上記の基礎知識がないと水虫を完治させることができません。
水泡や皮膚のはがれ、かゆみなどのある水虫に対して水虫薬を毎日根気よく使っていると、やがて皮膚が更新されてきれいな皮膚を回復します。
このとき、多くの方は水虫が治った、と判断するでしょう。
しかし、これは大きな間違いです。
きれいに見える皮膚の奥深くでは水虫菌の本隊が昼寝をしていますし、無数の水虫菌のタネ(胞子)が残っているのです。
皆さんが水虫であると認識している皮膚症状は、変性した皮膚組織そのものであって、水虫菌とは何の関連もありません。
皮膚症状がなくなったから水虫薬を塗らなくなった、というのでは、やがて水虫(皮膚症状)が100%再発します。

水虫を治すためには、水虫薬を塗ってきれいな皮膚を回復してからこそが本当の勝負になります。
皮膚の奥深くで生きている水虫菌を完全に消滅させるまで、根気よく何ヶ月間も処理を継続するしかないのです。
それでは、どれくらいの期間処理を続ければ水虫完治になるのか、ということについては、残念ながら明確な答えを出しにくいのが現状です。

この記事では、
「水虫薬を塗っているとやがてきれいな皮膚を回復するが、そのきれいに見える皮膚の下には水虫菌の本隊が残っているので、さらに数ヶ月間は水虫薬を使いましょう」、
ということをご紹介しました。
皆さん、水虫完治まで頑張りましょう(笑)。
posted by 水虫博士 at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫の基礎講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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