2009年03月17日

背中の水虫

昨日は、ナポレオンが腹部の水虫に悩んでいたのではないか、という話題をご紹介しました。
水虫とは、実は身体中どこにでもできるもので、水虫菌が接触した部分に水虫菌(白癬菌)が住み着いてしまうのです。
ということで、今日は背中の水虫をご紹介します。

私の『感染列島』
「先週帰省の時にいった皮膚科で大変なことがわかりました。
正月以来背中がかゆくて、アトピーが悪化したかなと思っていました。
皮膚が破れるくらい掻きたくなります。
それで、先生の診察を受けたら
「あっこれはアトピーではなく、白癬菌ですね。」
「うん?」
つまり、足の水虫の菌が背中に感染した、と言うことだそうです。
帰って妻に話し背中を見せます。
妻が背中を見てびっくりします。
「何!背中ひどいじゃん。ハムみたいになっている。」
一人暮らしの哀しさ、自分の背中はかゆいと思っても、見たことがありませんでした。
そこで妻にデジカメで写真を撮ってもらい背中を見ます。
「ひどい!」
確かに背中に大きなハム1枚くらい赤く炎症してます。
息子も「この写真をブログに載せちゃだめだよ。」、と言うくらいの気持ち悪さです。
それ以来、使い捨て手袋をつけて朝のランニング後と、夕方の入浴後は抗真菌剤を塗っています。
今朝は足に痛みを感じたので、ついでに湿布も貼りました。
かゆみはだいぶおさまりましたが、ハム大の炎症は小さくなりません。
海のシーズンが始まるまでには治っているでしょうか?」
http://blog.goo.ne.jp/yamashow3421/e/658cb6136f829f7511541f16f4d427ad

身体(体幹部)にできた水虫は、感染初期には抗真菌剤で簡単に治ります。
(但し、皮膚症状が消えたあとも1ヵ月程度は処理を続けないと完治にはなりません)
ところが、感染後に年月が経過すると、この体部水虫は頑固で治りにくくなります。
この作者の場合には、抗真菌剤を塗っても治る気配がありませんので、難治性化して頑癬になってしまっています。

作者はこの水虫ができていることに気がつかなかった状態ですから、かゆみなどはなかったと思われます。
これは不幸中の幸いでしたね。
なぜかというと、かゆみがあって手でかいたりすると、一気に水虫が広範囲に広がってしまうのです。
水虫が広がると、身体の防衛機構が働いて水虫の拡大を防ぎますので、ある程度のところで水虫の拡大は止まるのですが。
この方の場合にはハム大(直径15cm程度?)の大きさで止まったわけですね。

この背中の水虫は、当然のことながらどこからかうつってきたわけです。
その感染源は、ご本人の手(爪)であろうと考えるのが自然ですね。
足の水虫をさわった手で背中などにふれると、その部位に水虫がうつるわけです。
水虫に悩む方は、水虫とはどこへでもうつっていくものだ、ということを意識しておくべきですね。
posted by 水虫博士 at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) |   体部・手の水虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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