2009年05月11日

水虫と色素沈着

水虫が治ると、そのあとに色素が沈着することがあります。

皮膚の色素沈着 その4 たむし、でんぷうの場合
「たむしとは、白癬ともいい、原因は水虫と同じかびです。
足白癬(手白癬を含む)、すなわち水虫が経過中も治った後にも色素沈着といった問題がないのに対して、その他の部位の白癬は、治った後に色素沈着を生じやすいです。
特に股部の白癬の場合には強い色素沈着を生じる傾向があります。
そしてかなりの長期間、6ヶ月以上持続します。
しかし、次第に自然にうすくなっていって、1年くらいするとようやくもとの皮膚に戻ります。
特に治療法はありません。時間を待つだけということになります。
色素沈着を気にして擦ったり強く洗ったりしないで下さい。
かえって色素沈着を増やしたり、経過を長引かせるだけのことになります。
従って、股のたむしは卵大位の小さい病変のうちに治療するのが無難です。
(以下略、でんぷう見関する記述があります)」
http://blogs.yahoo.co.jp/y91112/31287796.html

水虫の治癒あとに色素が沈着する、という皮膚科医による記述を私が見るのは、これが最初のものです。
そして事実、体部水虫の治癒あとには色素沈着が起きやすいですね。
この方は水虫患者の患部を注意深く観察し、この結論を得たのでしょう。

人は歩行するので、足の皮膚は他の部位に比べて入れ替わりが速いのです。
そしておそらくはこのために、足に水虫菌が住み着くとすぐに皮膚が再生されてきます。
足では、水虫菌に食い荒らされた皮膚は何層にも積み重なっていきます。
これに対して、足以外の皮膚では皮膚の入れ替わりは遅く、水虫菌が住み着いたとしても皮膚の再生が起きにくいと思われます。
そして、皮膚の変性が進んで色素が沈着するのではないでしょうか。

この色素の沈着は、水虫が治ったことの一つの証拠・証明にもなるようです。
逆からいえば、水虫菌が生き残っている状況下では、色素の沈着は起きないようです。
水虫治療のご参考にしてください。
posted by 水虫博士 at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚科医の水虫論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック