2009年07月13日

水虫菌の代表選手

皮膚科医のブログ記事は、素人にはとても参考になる内容を含んでいます。
記事を注意深く読んで、知識を吸収しましょう。

Trichophyton rubrum
「(トリコフィトン・ルブルムは)足の水虫の代表選手です。
顕微鏡で水虫を確認したあと、培養検査に回しますが、結果は3週間かかるのです。
水虫が確認できているときはいいのですが、
確認できていない時に培養検査がとても気になります。
検査結果にTrichophyton と書かれていると
自信たっぷりに
「水虫の代表選手ですね!」
と説明させていただいてます(笑)
ただし、爪の真菌はとても見つけにくい上に培養もしにくいので
本当に診断は苦慮します。
一回で検出できないときは何回も検査することになるかもしれません。
ただ、見た目でほとんど決定的なときは治療を開始します。
なにせ、長〜〜〜〜〜く治療期間がかかりますから。。。」
http://blogs.yahoo.co.jp/konakadaic/33447882.html

日本では、水虫の原因菌としてはトリコフィトン・ルブルム(Trichofiton Ruburum)とトリコフィトン・メンタグロフィテス(Trichofiton Mentagrophytes)の2つが代表的なものであり、この両者で95%程度を占めるとされています。
記事の表題であるTrichofiton Ruburumは、日本では一番多く検出される白癬菌であり、水虫の代表選手になるわけです。

爪水虫の患部から白癬菌を見つけるのは難しい、と説明されています。
私自身が爪水虫の爪から水虫菌を培養した経験では、爪の切片からはまずカンジダ菌が増殖してきます。
そして、しばらく時間が経ってから、白癬菌がカンジダ菌コロニーの上にはえてきます。
このように、最初にカンジダ菌の巨大なコロニーができますので、白癬菌を確認しにくい、ということはあるのでしょう。

皮膚科医にとって、爪水虫の診断は厄介である、ということがわかりました。
ということは、素人が爪水虫かどうかの判断をすることはとてもできない、ということですね。
posted by 水虫博士 at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚科医の水虫論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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