2009年09月11日

水虫から大惨事になる

水虫という皮膚炎そのものは表皮だけの疾患ですから、それ自体が健康に重大な障害を及ぼすということはありません。
でも、水虫が原因となって起きる蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、対応を間違えるととんでもないことになりかねません。

水虫から→大惨事になるらしいョ・・・

          060827.jpg

「私の施設生活の時からの友人が、「先日入院したらしい」との情報が入り病院を見舞って来た。
施設の生活には共同風呂の利用があるが、そこで最初に≪水虫≫に感染して以来皮膚の病気が多発して、ウイルス性の感染症に悩んでいるらしい。
我々は全身的に感覚が鈍い為、痛い・痒い・熱い・冷たい等の症状が分からないので、気付いた時には菌の感染度も深くなっている場合が少なく有りません。
アイシングで患部を冷やし、抗生物質での抗菌が必定らしいのですが、冷やし過ぎると体温まで下がってしまうのが難点です。
ウイルス性という怖い病気なので、共同の浴場・同一のタオルや生活用具は清潔に保ってほしいですね!

細菌性皮膚感染症  ー 蜂窩織炎(ほうかしきえん) ー
蜂窩織炎(ほうかしきえん)とは、皮膚と皮膚直下の組織に生じる細菌
感染症で、症状が広がりやすい病気です。
蜂窩織炎を引き起こす細菌は多くありますが、最も多いのは連鎖球菌属
の細菌です。連鎖球菌は細菌の感染範囲を抑えようとする皮膚の働きを
阻害する酵素をつくり出すため、非常に速く広がります。ブドウ球菌属
の細菌も蜂窩織炎の原因となる菌で、特に人間や動物にかまれたり、水
や泥の中でけがをした場合に発症します。
【ほうかしき炎の原因】
ほうかしき炎は、ブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌が、湿疹などの皮膚
炎や、ひっかき傷、刺し傷、やけどによって表皮にできた小さい傷口か
ら侵入して発症します。しかし、特に傷のない正常な皮膚に起こる場合
もあります。
【ほうかしき炎の症状】
ほうかしき炎は、体のどこにでも発症しますが、特に発症しやすいの足
です。
最初は、皮膚の赤らみ、皮膚の痛み、感染部を押すと痛むなどの症状が
でます。感染した部分の皮膚は熱をもってわずかに腫れ、オレンジの皮
のようなあばたができたように見えます。また、大小の水疱ができるこ
ともあります。
ほうかしき炎にかかった人の多くは軽い異常を感じるだけですが、中に
は発熱、悪寒、心拍数の上昇、頭痛、低血圧、錯乱状態といった症状が
出る人もいます。
感染症が広がると、感染部位に近いリンパ節が腫れて大きくなり、押す
と痛みがあります(リンパ節炎)。他にも、リンパ管炎、皮膚の膿瘍(細
菌による皮膚感染症) 敗血症などを発症することがあります。
また、蜂窩織炎が同じ部位、特に脚に繰り返し生じた場合、リンパ管が
損傷を受けてその部分の組織がずっと腫れたままになってしまうことも
あります。
連鎖球菌性蜂窩織炎の1つに丹毒(たんどく)があります。症状として
は皮膚が鮮やかに赤くなり、感染部位の皮膚が腫れて盛り上がり正常な
部分との境界がわかります。腫れが起こるのは、感染症が皮膚内部のリ
ンパ管の流れをさえぎるためです。
【ほうかしき炎の治療】
ほうかしき炎は、抗生物質を用いた迅速な治療を行えば、血液や内臓へ
の感染の拡大を防ぐことができます。治療には、レンサ球菌にもブドウ
球菌にも効き目のある抗生物質を用います。症状が軽い場合は抗生物質
を内服します。
ほうかしき炎が急激に広がった場合や、高熱などの症状が出ている場合
は、抗生物質を静脈注射します。感染した部分は、できるだけ動かさな
いようにして高い位置に保ち、腫れを軽減するようにします。
冷たくぬらした包帯などを患部にあてがうと不快感を和らげることがで
きます。抗生物質での治療を数日間行うと、ほうかしき炎の症状はたい
てい治まります。」
http://blogs.yahoo.co.jp/hide_tenshin_japan_7000/20884160.html

添付の写真では、足が赤くはれ上がっている様子がよくわかります。
蜂窩織炎は急激に症状が悪化するといわれており、場合によっては太ももまではれ上がり、足を切断することもあるそうです。
水虫のある方は、この恐ろしい病気のことを頭の片隅にでも置いておくのが良いでしょう。

実は私自身も左足第3指の爪水虫から第3指の関節が赤くはれたことがありました。
その時にははれた範囲が小規模だったこともあり、それは水虫の皮膚症状か虫さされであると誤解していました。
ところがその赤いはれはいつまでも収まらず、水虫薬も効果がないことから、ようやくそれが蜂窩織炎であると理解できました。
この赤いはれは、爪水虫を治してしまうと自然に消えました。
おそらく、私の身体の防衛力が強く、蜂窩織炎の拡大を防ぐことができていたので大事には至らなかったのでしょう。

このように、長年水虫のある方はいつ蜂窩織炎になっても不思議はありませんので、ご注意ください。
posted by 水虫博士 at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/127792486
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック