2009年11月16日

品木ダム

ダムというと事業中止が頭に浮かびます。
この話と水虫と、どんな関係があるのでしょうか。

品木ダム
「先日THE NEWS(TBS)で品木ダムの事業が見直しの対象になったとの特集が組まれました
品木ダムは草津温泉の下流にして八場ダムの上流に位置するダムです
草津温泉は湧出量日本一を誇る単純硫黄泉で、強酸性(硫酸級!)で知られる温泉です。
この湯は五寸釘を30日で消滅させ魚どころか水虫菌や苔まで殺す殺菌力が売りなのですが、こんな劇薬、当然下流の川に悪影響を与えます。
かつて死の川と呼ばれ群馬県どころか渡良瀬川や足尾銅山、栃木の田んぼまで汚染した酸を(石灰水撒いて)中和する設備と中和沈殿物を貯めて下流へ流さないダム、それが品木ダムです
この秋、前原国交大臣が公共事業停止を宣言したために石灰水の代替物を研究する事業(沈殿物35%カットのメドがついてた)が凍結され、品木ダムの底に溜まった沈殿物の除去作業(年間8億円、取り出した沈殿物の埋め立て地はあと数年で使えなくなる)も削減対象として仕分けのテーブルに乗ったというのです
(略)」
http://blogs.yahoo.co.jp/magewindviola/22341482.html

温泉地の中には、入浴すると水虫が治る、という宣伝文句を掲げているところがあります。
「草津温泉は湧出量日本一を誇る単純硫黄泉で、強酸性(硫酸級!)で知られる温泉です」、と紹介されています。

水虫菌が足の皮膚に侵入する時は、皮膚に小さな穴をあけてその中へと菌糸を伸ばしていくのですが、人体では皮膚に空いた穴は修復されませんので、そのまま穴が残ります。
草津温泉に入ると、この穴から強酸性のお湯が入っていき、皮膚の中にいる水虫菌を殺すわけです。
草津温泉で水虫が治る、というのはよくわかる話ですね。

強酸性の排出水は、川にすむ生き物を殺してしまいます。
それを防ぐためにダムで酸性水を中和する、というのは大切な公共事業ですから、この事業をやめるわけにもいきません。
800兆円もの赤字をどうやって減らすのか、という国家の大目標があるわけですが、「死の川」をそのまま放置して出費を抑えるという道をとるべきでしょうか。
私たち日本国民は、とても困難な課題に直面していますね。
posted by 水虫博士 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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