2006年06月02日

水虫菌が内臓に感染することはあるのか?

Q:
5月25日付で、「水虫が原因で指切断!!」と題する記事をご紹介しました。
このケースでは、水虫菌が骨にまで達して骨髄炎を起こしています。
水虫菌が内臓にまで感染するケースは多いのでしょうか?

A:
カビの仲間であるアスペルギルスやクリプトクックス、カンジダなどは、内臓に病変をつくりやすいことで知られています。
しかし、これらの内臓の真菌症は、ヒトの身体に対外的な防御力の欠陥が生じた場合に発生する、いわゆる日和見感染といわれるものです。
このような防御力の欠陥は、白血病、リンパ腫、糖尿病、癌末期症状、抗腫瘍剤・免疫抑制剤・ステロイド剤の使用時などに見られることがあります。

水虫菌が内臓に病変を形成することは、まれに報告されています。
この場合も、やはり日和見感染になります。
ですから、通常は水虫菌による内臓感染(深在性真菌症)を心配する必要はありません。

しかし、水虫は治せる間に治しておきたいですね。
誰しも介護が必要なときは訪れるのでしょうが、そうなってからでは水虫完治は困難です。
posted by 水虫博士 at 05:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫Q&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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