2007年01月10日

インキン? マタズレ?

今回ご紹介するのは、インキンの話題です。
少し記事が長いのですが、とても面白いので全文を載せます。

恥ずかしい病気」:記事全文
皆さん、突然ですけど『インキン』になったことあります?
2年ほど前の夏の話です。僕ね、タマキンが触っている内太ももが異常に赤く腫れました。
僕が働く倉庫にはエアコンがありません。真夏など物凄い気温になります。大量の汗をかきます。
赤く腫れ上がった内ももは、かゆみと痛みがありました。
「ヤバイ、これインキンだよ」僕はそう直感で感じました。
僕は悩みます。こういう場合真っ先に医者に行くべきでしょうけど、医者に行ってキンタマを見せるのって抵抗があります。
恥ずかしいって言うか、カッコ悪いって言うかね。
僕は薬局でクスリを買って治す事にしました。薬局でクスリを選びます。
「インキン、タムシ、ゼニムシ、水虫」に効くという塗りクスリを購入して塗ってみました。
塗ってみたんですけどね、そりゃもう、この世の物とは思えない痛みが股間を襲います。
急所攻撃をされて這いつくばるプロレスラー並みのオーバーアクションで悶絶です。
なぜか「オー、ノー」なんて英語で悶絶していました。でもそれくらい強力なクスリの方が効果があるように思います。僕は我慢して2週間ほどクスリを塗り続けました。

2週間後
どう見てもインキンが治ってないんですよ。それどころか、赤く腫れた部分が広がっているんです。
ファッキューです。物凄い痛みなのに効果がないんです。インキンはうつると言います。治らないと性行為も出来やしません。これは大変な事です。
僕は意を決して岐阜市内で有名な皮膚科の医者に行くことにしました。
皮膚科に行くとたくさんの患者さんが待っています。僕は保険証を出して待合室で待ちました。
『俺以外にインキンの患者っているのかな?』まず最初に思ったのがそれでした。
『いや、インキンなんて俺しかいないんじゃないか?カッコ悪いな』次にそんな不安に襲われてきました。
ここの医者はおじいさんで岐阜でも有名な名医らしいのですが一つ気になることがありました。
待合室で待っている僕が診察室で何が行われているかハッキリ分かるほど、このドクター
やたらに声がデカイ
これはいけません。ただ手が荒れただの、脚がかゆいだのって病気なら外の待合室の人達にばれたってなんてことはありません。
しかし僕は
インキンです
あんなデカイ声では待合室の人達にインキンがばれてしまいます。

周りを見渡すと、若い女性の患者が結構います。僕はかなりのナルシストです。その僕がインキンを見ず知らずの他人とはいえ若い女性にバレてしまう。そんな事が許されていいはずありません。
『やっぱ帰ろうかな・・・』そう思っている時でした。
「土岐さ〜ん(僕の事)」と僕を呼ぶ看護師さんの声がしました。僕は逃げられるわけもなく診察室に通されました。
「土岐さん。どうされました?」デカイ声のドクターは僕に聞いてきます。
「インキンみたいなんですけど・・・」蚊の泣くような声で答える僕。
「インキンですか!それは大変ですね、見せてください」無茶苦茶デカイ声です。間違いなく外に丸聞こえです。
すっかり弱気になってしまった僕は、無抵抗のまま股間を見せました。
するとドクターは僕のタマキンを見ながらデカイ声でこう言いました。
「土岐さん。知ってるかな?インキンのキンってのはね、キンタマのキンだと勘違いしている人が多いんだけどね、
実際は細菌のキンなんだよね。だからキンタマがない女性も当然インキンになるんだよ。
どう、役にたつ知識でしょ
ガハハハハ!」

そんなくだらね知識はいらねぇよぉぉぉぉぉ!!早く診察終わらせてキンタマしまわせろぉぉぉぉぉぉ!!
そう思ったけど当然言えませんでした。
まぁ、もっと強く思ったのは
お前声デカイ過ぎるだろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
でしたけど・・・。間違いなく外の患者に丸聞こえです。
僕が生まれて初めてお医者さんから直接受けた医療の勉強はキンタマを出したまま行われました。
結局、細胞組織を一部切り取り検査をすることになりました。検査結果が出るまで僕は待合室で待つことになりました。

待合室で待つ時間は辛かったです。だってドクターのデカイ声のせいで他の患者にすでに僕がインキン野郎だってばれているからです。
『あの人インキンなんだよ』『フフフ』『インキンだって』『カッコ悪いよね』
幻想でそんな声が聞こえてきそうでした。
しばらく待つと
「土岐さ〜ん」とまた看護師さんに呼ばれました。僕は診察室に通されます。
デカイ声のドクターはこう言います。
「土岐さん。細胞の検査したんだけどね、どうもインキンじゃないね!」
「えっ?」僕はビックリしました。インキンじゃない?なら何?ドクターはこう言います。
「土岐さんの病気はただのマタズレだね。普通は太ももと太ももがすれて炎症を起こすんだけど土岐さんの場合は立派なタマタマだから、タマと太ももがすれたんでしょうね。だからマタズレって言うよりは
タマずれだ!ガッハッハァァァァ!!」
一人爆笑するドクターに「ははははは」と引きつった笑いの僕。
僕は2週間もマタズレにインキンのクスリを塗り続けていたようです。
そりゃ痛いはずだよ・・・。
なにはともあれ僕はインキンじゃありませんでした!よかった!

僕は今度は堂々と診察室を出て待合室に行きました。もうインキンじゃないのです。待合室の誤解も解けたでしょう!
待合室で僕は一人の見知らぬ女性と目が合います。
その女性は僕の顔を確認すると、うつむいて肩を震わせ笑っていました。
その時僕は気がつきました。
インキンじゃなくてもカッコ悪いやん!
http://blogs.yahoo.co.jp/tokishinya/10882267.html

この記事には多くのコメントが寄せられています。
興味のある方は、そちらもどうぞ。
posted by 水虫博士 at 08:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 水虫に似た皮膚炎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ありがとうございます。
Posted by 土岐真也 at 2007年01月10日 17:55
土岐さんの記事は、長文でよくまとまっており、時間をかけた力作です。
読む人を楽しくさせるという点でもすぐれています。
別の水虫ネタをお持ちであれば、また読ませていただきます。
Posted by 水虫博士 at 2007年01月10日 19:42
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