2016年04月02日

蜂窩織炎(ほうかしきえん)と水虫

蜂窩織炎とは難しい漢字ですね。
大辞林では、「皮下または筋肉・内臓周囲の組織が疎である部位(蜂窩織)に生じた急性化膿性炎症。ブドウ球菌・連鎖球菌などにより起こる。局所は赤く腫れて痛む。」と解説されています。
蜂窩織炎の感染源は皮膚の損傷(外傷、皮膚炎、白癬感染(水虫)など)が多いということで、水虫の方は要注意です。
実は、私自身も水虫患部周辺が赤く腫れたという経験が何度かありますが、それらが蜂窩織炎という細菌感染症であることを知らないままに過ごしてしまいました。

頸椎損傷で入院している方が、褥瘡(じょくそう、床ずれ)についてブログ記事を書いています。
右足親指に褥瘡ができているのですが、おそらくは爪に水虫があってそこから細菌感染症を併発しており、かなり重度の蜂窩織炎になっています。
まず、親指の写真を見てみましょう。

img_0_m.jpg

(クリックすると拡大されます)


この写真を見ても、これが親指だとは気がつかないほどに痛々しい状態になっています。
医師からはルリコン軟膏を処方されていますので、水虫が原因ですね。
そして、下肢全体の写真も載っています。

img_2_m.jpg

(クリックすると拡大されます)


右下肢の下半分が赤く腫れています。
相当に重度の蜂窩織炎だと思うのですが、医師がルリコンしか処方しないというのは私には理解できませんね。
この方は入院していますので、重症化してもすぐに対応できるから、ということかも知れません。
褥瘡

水虫の患部から細菌が侵入して繁殖し、蜂窩織炎になることがある、ということは知識として持っておきましょう。
漫画家の手塚治虫が水虫持ちで、危うく下肢切断するところであった、という話は有名です。
蜂窩織炎を紹介した記事もありますので、興味のある方は見て下さい。
蜂窩織炎


posted by 水虫博士 at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫治療の体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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