2017年09月06日

爪水虫は簡単に治る

爪水虫は、昔は「不治の病」であるといわれたほどで、とても治りにくいであろうという印象が強いですね。
今でも皮膚科では、爪水虫の治療には副作用のある内服薬を使っているほどです。
しかし実際には、爪水虫は簡単に治る、のです。

下の写真は、右足の4本の爪が重度の爪水虫になっている症例のものです。
親指爪は根元まで変色しており、重度の爪水虫です。
第2指爪は表面がところどころ白く変色しており、この爪も根元まで水虫になっていて見た目以上に重症です。
第3指爪は右半分が根元まで病巣が達しており、ここも重症です。
小指爪は一番重症の状態で、爪全体が分厚く変形しており、真中で縦に割れています。

DSC02944.JPG


この足を、処理液の中にひたします。
つまり、爪全体を処理液の中に浸漬するわけです。
こうすることで、爪の中にまで処理液が浸透します。
処理の条件は、1日1時間足をひたし、30日ほど連続処理する、というものです。
この症例では、爪のほかにも指の間に趾間型水虫があり、足裏には角質増殖型水虫がありましたので、実際には浸漬処理は長期間続けてもらいました。
この足の、5カ月処理後の写真を次に示します。

20100314_右指.JPG


すべての爪で水虫は完治しており、根元から新しい爪が生えてきていて、水虫菌によって破壊され壊死していた爪はつま先へと排出されてほぼなくなっています。
親指爪では、先端部分に変色した爪が少し残っている程度です。
第2指爪でも、変色した爪が先端部に少しだけ残っています。
第3指爪では、爪の伸びる速度がとても早かったために、すでに健康な爪を回復しています。
小指爪では、水虫による障害が爪の根元の皮膚組織にまで及んでいて爪の器質的な変形がおきていますので、ここでは爪の縦割れが残っており、爪の回復にはまだまだ時間がかかる状況です。

爪水虫の患部では、水虫菌が爪の新陳代謝を抑制しており、このため爪の伸びが止まって患部がつま先へと移動しないようになっています。
この水虫患部の水虫菌を弱体化〜殺すことにより、爪組織は新陳代謝能力を回復してつま先へと伸び始めて、水虫患部がつま先へと排出されます。
この処理液浸漬法では、処理を始めるとすぐに水虫患部がつま先へと移動をしはじめて、このように簡単に爪水虫が治るのです。

この症例の女性は、早速ネールアートを楽しんでいます。
いいですね。

DSC04942.JPG



posted by 水虫博士 at 16:15| Comment(0) | ヨモギエキス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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