2017年09月09日

角質増殖型水虫の治し方

足裏にできる角質増殖型水虫は、とても治りにくいものです。
私自身の左足にも小さな赤い斑点が散在していて、角質増殖型水虫ができていました(下の写真、つま先を上にして足の中央部を写したもの)。

SY001.JPG


皮膚科病院の老医師は、この足裏を見て即座にこう言いました、「これは治りませんから」と。
実はこの種の角質増殖型水虫は現在でも全く治せない水虫なのですが、何の症状もないので患者も忘れていて問題にならないのです。

私はこの水虫を治したいと思っていろいろな処理液を試しました。
しかし残念ながら感染部位が広がるばかりで、治る気配はなかったですね。
足裏の感染部位がよくわかる写真を次に示します。
足裏の広い範囲に皮膚の剥がれができています。

SY5-355.JPG


そして今、私の手元には唯一無二の水虫特効薬があるのですが、この薬剤を使ってもこの足裏の患部は全く治らないことがわかりました。
足裏の感染部位には雑多なカビ(真菌)が住み着いているのですが、それらは皮膚侵食力が弱くて皮膚が強靭なまま残っており、このために病巣の皮膚が除去できない、のであろうと考えられます。
つまり、足裏の角質増殖型水虫は、「薬剤処理では治すことができない」、という結論に達しました。
足裏の感染部位は、こすり取ってしまうしか方法がないのです。

この結論が得られましたので、あとは病巣皮膚を除去するだけです。
足全体を処理液に数時間浸漬処理し、液が浸透した病巣皮膚を毛抜きで除去しました。
健康な皮膚は頑丈ですので、毛抜きで擦る程度では何の損傷も起きません。
次の写真で示すように病巣皮膚は除去されて、その下にあった健康な皮膚(赤い部分)が露出しています。

SY13-382.JPG


このまま毎日処理を続けて、患部の除去と殺菌、健康な皮膚の再生を行いました。
2週間後には、病巣がない綺麗な皮膚を回復しました(次の写真)。

SY13-399.JPG


水虫(皮膚真菌症)の特徴は、患部にカビが住み着いていることと、患部に巨大な組織損傷が起きていることです。
そしてこの巨大な組織損傷は、外科的な手法で除去するしかない場合がある、ということですね。

posted by 水虫博士 at 11:40| Comment(0) | ヨモギエキス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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