2006年09月15日

水虫は労災だ!

介護の仕事をされている方は、どうしても要介護者の身体に触れることになります。
その結果、水虫に感染する場合があります。
業務上のことで水虫になるのですから、これは労災といえますね。
この労災の話題を2つ。

夢達成さんは、水虫は労災だ、と訴えています。
感染」:記事全文
うつされてしまった「水虫」!
介護の仕事してもう随分になりますが、
とうとう水虫が・・・
毎日の入浴介助が原因ですよ。
最悪です、気を付けていたのですが(>_<)
労災ですよねエ〜
http://blogs.yahoo.co.jp/dream_erinamama61/15309120.html

まいさんは、福祉系の学校に行っているのですが、手の水虫に感染しました。
かい〜のかい〜の;;;」:記事全文
福祉系の学校に行ってるので
なにかと人の身体に触る機会が多い・・・。
そのせいか、手の水虫にかかりました・・・。
なんてこった!!すっごくかゆい;
どうしよう・・・。どうすれば・・・?
水虫に絶対に効く薬なんてないし。
なにかいい手はありませんかね??薬よりも民間療法の方が効いたりして(笑)
http://blogs.yahoo.co.jp/ot_ottotto/18333539.html#18333539

介護の仕事を介して水虫に感染した、というブログ記事は時折見かけます。
このようなケースでは、当然労災が適用されるべきですが、現実はどうなっているのでしょうか。
そしてそれよりも大きな問題は、水虫はなかなか完治させにくい、つまり水虫は治らないままになってしまうことが多い、ということです。
ここまで考えると、介護者には危険手当を出すべきだ、ということにもなりそうです。
介護の仕事をされている方は、水虫にならないように十分な自己防衛をしてください。
posted by 水虫博士 at 06:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月19日

本当は怖い水虫〜蜂窩織炎〜

テレビ番組「本当は怖い家庭の医学」で、水虫が原因で蜂窩織炎(ほうかしきえん)を併発したケースが紹介されました(放送日:8月8日 )。

本当は怖い「水虫⇒蜂窩織炎」」:記事抜粋
なぜ、水虫から蜂窩織炎(ほうかしきえん)に?
「蜂窩織炎」とは、何らかの理由で皮下組織に細菌が入りこみ、皮膚が炎症を起こす病。
放置し続けると、最悪の場合、死に至ることもある恐ろしい皮膚病なのです。
この蜂窩織炎のうち、最も多いのが、膝から下に出来るタイプ。
そしてなんとその9割近くが、水虫による傷が原因だとも言われています。

症状の進行
1)水虫ができる
2)皮がむけて赤くただれる
3)足の甲の痛み
4)足の甲が赤く腫れる
5)足の甲全体が赤く腫れる
K・Yさんの水虫の傷口から入りこんだ黄色ブドウ球菌は、皮膚の深いところで爆発的に増殖。
あっという間に、足が腫れ上がってしまったのです。
この進行の早さこそ、蜂窩織炎の最も恐ろしいところ。
幸いにもK・Yさんは、手術を受けずに、投薬による治療ですみ、最悪のケースを逃れることができました。

水虫になりやすい足の形
指の間に隙間がある⇒湿気を溜め込まないので水虫なりにくい。
指の間に隙間がない⇒湿気を溜め込みやすく水虫になりやすい。
素材にもよるがブーツは通気性がよくない。
軽石を使いすぎると皮膚に傷がつき白癬菌が侵入しやすくなる。

水虫を治すためには?
1)最近の薬はよく効いて2週間程度でかゆみ等の症状はなくなるが、水虫の薬は最低1ヵ月以上使用することが大切。
 足の裏全体から指の間までつけましょう。
2)水虫の症状は痒みだけとは限らないため、自分が水虫だと自覚していない人が意外と多いのです。
3)痒くなくても、足の裏がカサカサして硬くなっている、爪が厚くなっている、などの症状があれば、迷わず皮膚科で検診されることをおすすめします。
まるごと健康番組!:http://safaia40.jugem.jp/?search=%BF%E5%C3%EE&x=17&y=11

蜂窩織炎については、以前にご紹介しています。
足に水虫のある方は、足の甲に痛みと腫れを感じたら、蜂窩織炎の可能性を認識するのが良いかも知れません。
早期発見、早期治療を心がけましょう。
水虫・・・から蜂窩織炎へ:http://mizumushidoujyou.seesaa.net/article/21986111.html
posted by 水虫博士 at 07:33| Comment(2) | TrackBack(1) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月16日

SLEと水虫

SLEとは全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematodes)のことで、膠原病の一つです。
ら族さんは、SLEを患っており、さらに爪水虫になっています。
SLEという基礎疾患があるために、爪水虫治療にもある程度の制約があるそうです・・・

観念して」:記事全文
最近、足の爪が厚くなった。
巻き爪がひどくなった。
ムムム。。爪水虫か。。。

一度、myスリッパを忘れ病院のスリッパを借りたら一発で水虫になったことがある。
しかし、これは市販の薬で治したが。。。

父が水虫をもっていたし、
病院の体重計ははだしで乗るので感染のリスクは高い。
それにSLEは感染しやすいため、感染している確立が高いという。
ムムム。。。
可能性は高い。ハイリスクじゃないか!

ストッキングなんてあっという間に破れてしまう。 靴下も。
自分の爪でけがをする始末。
他に皮膚病も出てきたので皮膚科にいくことにする。
爪水虫は内服の必要があると聞くので紹介状を書いてもらう。
皮膚科って20年以上いったことがないのよね。
透析患者を何人も送ったという透析病院のちかくの皮膚科にいくことにした。

この皮膚科は駐車場が広い。
そこが助かるがすごく混んでいる。
一人一人に時間をかけて診察をしている模様。
一時間もまってようやく呼ばれる。

足の爪をみてやはり水虫らしい。
「SLEで透析ですか、内服で治したいですね。」
しかし、爪を削って顕微鏡で見た結果、
「内服するしかないな。。
水虫にはふたつ薬があるけれど、ひとつはDNAに作用して毒性も強いからSLEの人には使えない。
もうひとつは安全だけれど、どこで分解吸収するんだったけ?」と
取扱説明書をみながら調べ始めるドクター。
そう。SLEの病気本も水虫の薬は飲ませることができないと書いてあった。

そして説明書に赤線を引きながら見せてくれる。
「肝臓で分解だからたぶん大丈夫。
でも、念のために普通の人の半分の量にしておきましょう。
SLE性の肝炎はないよね?」
幸いありません。
なかなかハードルは遠かった。
すごく丁寧に説明をしてもらえてよかった。
門前払いを食らわなくて良かった。

その後、紫外線を当てて今日の診察は終了。
SLEに紫外線を当ててもいいのだろうかと思ったけれど、危ないものならすぐに痛くなるから痛くなったらいおうと思ったが、なにごともなく終わった。

一週間飲んで、2週間休む。
そして一週間飲んで2週間休む。
これを繰り返すけれど、貧血が進んだり肝機能障害が出てきたら内服は中止になる。
なにごともなく治りますように。
http://blog.goo.ne.jp/rachan-family/e/c4f15727a4b75b55757aab34a5aee626

ら族さんが処方された内服薬は、イトリゾールであるとら族さんからコメントをいただきました。
イトリゾールは、併用禁忌となる薬剤が多くて使いにくいですので、十分な注意が必要です。
副作用が出ずに、無事爪水虫完治となることを期待します。
posted by 水虫博士 at 06:34| Comment(3) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月06日

水虫・・・から蜂窩織炎へ

seisokujinenさんは、水虫患部から細菌感染を起こし、蜂窩織炎(ほうかしきえん)になりました。
seisokujinenさんは少し世代が古いのでしょうか、やや難解な文章でその経験を披露されています。

病床の記」:記事全文
 吾れに五十年来の友あり、陰日向なく親身に寄り添ひ、一日たりと離れざる、
分け隔てなき左右の水虫なり。この半生さしたる諍ひもなく、余生もよろしくと、
六一〇ハップを塗りて、日々を過ごせしに!
 気づけば遅し秋の宵、右足さきに激痛あり、足は腫れ上がり、熱を孕みて赤あかと、
さしづめ蒸しあがりし、薩摩の黄金千貫もかくやあらんと。号泣夜を徹して呻吟す。
明くれば日曜、街の囲碁大会の日、座して尽くすに障りはなしと、出んとするも
車の操作足に障りて能はず。ついに欄柯の夢も露と消ゆ。
 ならばと万難これをくだき、病院へゆきて訴ふに。医者は診るなり即入院と。
その日より点滴と注射、激痛と時間の責め苦にのたうつのみ。
 痛みの足は百本千本となり、足の位置を一厘違えば錐刺す痛み、一寸違へば脳天を貫き、
秋の夜はさながら終わりなき地獄の責め苦かと。呻吟懊悩して忍び難きを忍び、
耐へ難きを耐へ、週を巡り、ようやく旬日にして小康を得。痛みはあれど、
欣喜して退院せり。病名は「蜂窩織炎」と、わが友の穴より皮下脂肪の下に黴菌侵入し
繁殖蔓延せしとのこと。太腿までも昇ればことは重大なりと。
少禍にしてことなきを得るは、これ神の恩寵にあらずや、喜びこれに勝るはなし。
 神に感謝してこれを記す。
                        生即自然
      平成十七年 十月 八日
http://blogs.yahoo.co.jp/seisokujinen/15172669.html

蜂窩織炎とは、「皮下または筋肉・内臓周囲の組織が疎である部位(蜂窩織)に生じた急性化膿性炎症。ブドウ球菌・連鎖球菌などにより起こる。局所は赤く腫れて痛む。」、と「大辞林 第二版、三省堂」に記載されています。
10日間ほど苦痛に呻吟した、ということで、こうなるとたかが水虫、とはいえません。

norinori_taさんも類似の経験をブログに記述しています。
「バイキンマン」:http://blogs.yahoo.co.jp/norinori_ta/39777668.html
posted by 水虫博士 at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

水虫と糖尿病

キーボーさんは62才の男性で、30年近い糖尿病歴があります。
そのキーボーさんが、水虫になってしまいました。
糖尿病の方は、水虫に対して特別な配慮が要るそうです・・・

水虫から壊疽(えそ)になるかも?」:記事全文
本年6月、7月は水虫になり、軟膏をぬり治療してきた!
水虫特有の痒みも皮膚の皮が剥けるのもようやく消えた。
「水虫菌は根強いから8月も治療したほうが良い」どの診断
で更に治療を続けてまいります。

医師は「ジムの風呂場の上がり口のタオルで足を拭く際、
水虫がうつるから注意すろよう」に指摘されていた。

しかし毎日、風呂に入る度に、足がベタベタなので拭かざる
をえない。でも自分は大丈夫と思っていたら水虫になってしまった。
医師の忠告が思い出された。

「あなたは糖尿病だから水虫を治療しないと、そこから
「ばい菌」が入り壊疽へと発展する場合があります。
手遅れになれば右足指切断もあるんですよ!これも糖尿病に
よくある合併症のひとつです」

水虫から合併症の「壊疽」という存在がクローズアップされてきた。
こうして一つ一つ増やしながら体が壊れていくのかなー?

心臓疾患の心配、人工透析の心配、壊疽の心配、全部自分の
体内から起きている。私の許可なく進行する合併症とは、
俺より偉いのか?そんなはずはない!
http://blogs.yahoo.co.jp/eikaiwa60/14942351.html

糖尿病は、血液中の糖の濃度(血糖値)が高くなる病気です。
血糖値が高くなると、身体の構成成分(たんぱく質)と糖とが結合してしまい、組織が変性・変質していろいろな病気(糖尿病合併症)になります。

水虫患部から雑菌が入れば、壊疽(えそ)になって指切断もあり得る・・・
こうなれば、たかが水虫、などとはとてもいえません。
水虫完治まで、頑張ってください。
posted by 水虫博士 at 05:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

耳に水虫!?

耳にカビが生える!
しかも水虫菌の仲間が繁殖!
そんなことがあるんだそうです。
外耳道真菌症の話題を2つご紹介します。

ミイコさんは、耳が痛くて耳鼻科へ行きました。
記事抜粋:
昨日から左耳が痛くて、たいしたことないや〜ってほっといたら結構痛くて眠れない状態に!!
旦那さんはうろたえてせつなそうに私を見ていました。
そして 今日 産婦人科検診の帰りに耳鼻科に!!
熱測ったらやっぱり妊婦は微熱。
耳鼻科で診察してもらったら・・外耳炎・・・
ほ〜らココ、カビ生えてるでしょ〜。これは水虫とかの仲間でね〜結構しつこいから1ヶ月ぐらい吸引に通わないとだめですよ〜
・・・カビ?・・・水虫??仲間??・・キモッ   ( ゚д゚)ポカーン
耳の写真、相当キモかったです。カビの花みたいなのが咲いてました((;゚Д゚)ガクガクブルブル 
ツワリなのに・・・これから耳鼻科に通わなければいけません。
http://blogs.yahoo.co.jp/nagaikimiiko1990/11895225.html

カボチャさんも耳鼻科の思い出を記事にしました。
記事抜粋:
「外耳道真菌症」
この病気が発覚したのは、うら若き20歳の頃
耳から汁が出るんだか、異常に耳が痒かったんだか忘れたのだけど。
とにかく耳の異変に耳鼻科へ行ってみた。
先生「あ〜〜〜、水虫だね。」
私 「え水虫って、足に出来るのもでしょ耳に水虫ですか」
先生「耳掻きしすぎてるでしょ?あなたの耳は産毛が全然なくてピカピカしてるよ。産毛がないと、そこから菌が繁殖するんだよ。」
じいちゃん先生の診断でした。
ショックだった・・・
よりによって、水虫かよ
って気分じゃった。
それから、水虫治したさに毎日病院へ通った。
毎日毎日、遠赤外線を耳に3分間あてて帰るだけの治療。
毎日ですよ・・・
ぶっちゃけ飽きた・・・
私の中で「仕事忙しいし、死ぬわけじゃないし」と、自分に言い訳して水虫治療はなかった事になっていった。
そうして、今に至る。
今になって病院へいこうかと悩み始めてるけれど・・・また飽きそう
ようは、耳掻きしなきゃいいんだよね。
多分一生ムリな問題だろうけどさ
http://blog.goo.ne.jp/pannpukinn_2005/d/20060201

ネットで調べてみると、外耳道真菌症の写真がありました。
白いカビ(白癬菌?)が生えています!
http://www.linkclub.or.jp/~entkasai/gaijien.html

     gaijikabi1-200.jpg
posted by 水虫博士 at 06:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月11日

背中一面の水虫

今村 洋子さんは、ゆうゆう介護塾というブログ記事をシリーズで書かれています。
その第24話は、「白癬菌の感染に要注意」です・・・
少し長いですが、全文(写真)をご紹介します。

記事全文:

     20060708_146347.jpg

「所長さん。いちどWさん〔90歳 女性〕の背中の湿疹見て下さい。なんだか段々ひどくなって、膿を持つようになってしまって。主治医が抗生剤の軟膏出してくださっても全然良くならなのです。」
「えっ。もしかして?」とある不安をもちました。
すぐ訪問してWさんの背中の湿疹を見せてもらいました。
夏の暑い日が続いていました。よく冷房が聞いた部屋ですが、大柄で肥ったWさんは汗びっしょりです。
介護されているお嫁さんが困った顔で「お義母さんが背中を切り取ってくれっていうのです。とても痒いようです。」と報告してくれました。
Wさんは1年前に両膝関節炎の痛みのために身動きができなくなり、寝たきりになりました。はじめは微熱も出ていました。
ちょっと足を動かすだけでとても痛がりました。
週3回の訪問看護で便を出して、全身清拭や着替えをしてきましたが、身体を動かす度に大声で「痛いー。痛いー。」と叫ばれ、まるで虐待を受けているかのようでした。
一緒に手伝ってくださるお嫁さんと「我慢してね。ごめんね。」と励ましながら介護をしてきました。
そんな状態だったので、とても訪問入浴を受けるのは無理だと判断して、洗髪や手足浴などもベット上で行ってきました。
1年がたってようやく痛みが取れ、主治医の許可をいただいて訪問入浴を受けるようになったのです。
はじめ背中の湿疹は汗による皮膚炎かと思われました。
主治医の処方による軟膏の処置をしていたのですが、どんどん悪化して広がり、背中全体が真っ赤に腫れあがり、ところどころ膿を持つようになりました。
湿疹をよく観察するとところどころに円形になり縁がぶつぶつになっているところがあります。これはただの汗による皮膚炎ではないようです。専門科の医師の診察を薦めました。
すぐに主治医の紹介で皮膚科の医師の往診を受けてもらいました。
Wさんの背中はカビの一種である白癬菌の感染であると診断されました。
白癬菌は足の指に感染すると[水虫]で皮膚に感染すると「たむし」と呼ばれています。
皮膚科医から処方された軟膏でWさんの背中の湿疹はまもなくきれいに治癒しました。
皮膚科医はWさん自身からの感染は考えられず、最近始まった訪問入浴槽からの感染が疑われると言われました。
訪問入浴業者に報告して、浴槽の消毒の徹底をお願いしました。
ケースから学ぶ
多くの寝たきりの高齢者が足水虫や爪水虫を持っています。
その治療が訪問看護の仕事の一部になることもありますが、放置していると介護されてる方に感染する場合があります。
訪問入浴は同じ浴槽で一日何人も入浴させるので、業者は一回一回の浴槽の消毒を徹底して行っているようです。また感染症をもっていると始めからわかっている人の場合は一日の最後に入っていただいているとのことです。
訪問入浴は持参した浴槽の中のハンモックの網に利用者を寝かせて入浴させます。Wさんはそのハンモックからの感染が疑われました。
私たちも利用者さんのお宅からお宅へ移動する時は手洗いなど感染予防にとても気を使っています。
ゆうゆう介護塾 第24話 「白癬菌〔はくせんきん〕の感染に要注意」:http://kaigojuku.jugem.jp/?eid=61

背中一面の湿疹が治らない・・・その原因が水虫であることを見抜くのは、容易ではありません。
初めに診察した医師も、水虫だとは気がついていません。
背中に水虫ができることなどは、想像もつかないことだからです。
今村さんは百戦錬磨の介護専門家、話を聞いただけで水虫だとわかったようです。
介護と水虫、については、以前にも話題提供していますので、ご参照ください。
介護と水虫:http://mizumushidoujyou.seesaa.net/article/20137517.html
posted by 水虫博士 at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

介護と水虫

doshieda475さんは、3人のお年寄りの介護をされています。
その介護という大変な作業の中で、水虫の問題も厄介な障害になっています。
ブログ記事、「判らないだろうな〜」:http://blogs.yahoo.co.jp/doshieda475/8725265.html

記事抜粋:
夜中12時過ぎに義母のオシメを取り替えた。
又例の如く、体を爪水虫になったギザギザの爪で体を掻こうとする
それを防ぎながらのオシメ交換。
どうして手をどけるの!と怒る義母
「その爪で掻いたら体に傷が付くでしょ、
私、**さん(祖母と母がいるので名前でを呼んでいる)に
引っかかれて傷になり、痛かったの、だから痛くならないように
マニュキアも塗ったの。判る?」
マア人の話が理解出来ない事は判っているが、マトモニ答えた。
痒くてしょうがないのに、掻くのを何時も邪魔する嫌な奴!
義母にすればそんな思いを言葉にしたのでしょうね。
(以下、略)

手の爪に水虫が入ると、その爪でかいた部分に水虫がうつり、体部白癬ができます。
そして、体部白癬からまた爪に水虫が転移するという悪循環が起こります。
この記事に対する私のコメントと、doshieda475さんのコメントをご紹介します。

私:こんにちは、doshiede475さん。
爪水虫の爪で身体をかくと、その部位に水虫ができます。
体部白癬といいます。
その部位は水虫ですから、かゆいんですよ。
体部白癬は広範囲にできるので、薬を塗ってもなかなか完治はしにくいです。
でも、水虫薬を塗るか、内服の水虫薬を飲むか、水虫の治療は必要ですね。機会があれば皮膚科で見てもらいましょう。
それから、その水虫はあなたにもうつる可能性があります。
手の消毒が不可欠です。

doshiede475さん:y20112jpさん、コメントありがとうございます。
水虫道場のブログ偶に見てます。
これは大変と、過日訪問看護の際、相談しました。
「塗り薬でなく、内服薬でないとね」と言う事でした。
早くナントカと思うのですが、通院となると大変。
次回診察日にリュウマチ担当の先生に相談をしてみようかと思ってます。
爪水虫を放置している家庭が殆どだと看護師から聞きました。
色々な方にお聞きしてみましたが、爪水虫に余り関心がない人がおおいですね。
yさんのお陰様で知る事が出来ました。感謝です。

介護を受ける立場の人が水虫になっている場合には、その水虫を治すのは困難でしょう。
せいぜい内服薬に頼るしか方法がないと思われます。
介護をする立場の人は、水虫を理解して対応しないと、水虫に感染する可能性があります。
介護と水虫、これは厄介な問題ですね。
posted by 水虫博士 at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

こわい水虫・・・骨侵食、足切断、失明!!

コーヒールンバさんは元自衛官、「お医者さんに行きましょう〜♪」というブログ記事で豊富な水虫体験を紹介されています。
http://coffeerumba.blog69.fc2.com/blog-entry-14.html

記事抜粋:
蒸し蒸し、ジメジメ、水虫たちの大好きな時期がやってまいりました。
特に革靴を履いてお仕事なさる方(あ、私もでした)、この時期にひとたび水虫をもらえば、たちどころに繁殖することマチガイなしです。
蒸れて軟らかくなった皮膚を、水虫の白癬菌は穴をあけて入っていきます。
コレ、ちゃんと入っていった跡が見えるんです。
恐怖の足跡ですね。
私が水虫とはじめてお付き合いしたのは、自衛隊に入ってまもなくのことでした。
皮膚がどんどん侵食されていく様に、恐怖すら覚えました。
その後も在職中は、何度も水虫との出会い、そして別れを繰り返すことになります。
水虫の白癬菌ってホントに恐ろしいもので、放っておくと皮膚だけでなく骨をも侵食していきます。
体内ならどこでも繁殖する可能性があるわけです。
自衛隊には、この白癬菌のおかげで入院したとか足を切断した、ひどいのは白癬菌が目に入り失明してしまった、という話がありました。
これだけ悩まされている自衛隊なので、さすがに水虫のお薬は強力なものが置いてありました。
(中略)
ところで、足のニオイ
これにも、白癬菌がかかわっている場合があります。
異常に酸っぱいニオイがする、とか足の裏が黄色くなった、ならばほぼ確実に白癬菌が悪さをしています。
この場合にもやはり水虫薬です。
一週間も薬をつければ、ニオイは消えてサラサラ足になることでしょう。
で、水虫薬は必ず一ヶ月続けましょう。
現在出回っている水虫薬は強力なので、普通なら一ヶ月でひとまず退治できます。
重症ならもっと続けたほうがいいかも知れません。
やはり早めの発見と治療がモノをいいます。
やたらとボロボロ足の皮が剥けている、なんだかかゆいような・・・と思ったら疑ってかかってください。
放っておくと、将軍様の白馬で病院に連れて行かれますぞ(笑)。

5月25日付記事で、水虫が原因で指切断!!、というこわいお話をご紹介しました。
http://mizumushidoujyou.seesaa.net/article/18340365.html
ところが今回はそれをはるかに上回る恐怖の体験談、足切断!!、失明!!
皆さん、将軍様の白馬に連れて行かれる前に、水虫を治しておきましょう!
posted by 水虫博士 at 06:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

妊娠と水虫(2)

水虫薬が妊娠中の胎児に与える影響はどの程度のものなのでしょうか。
ネットで関連する情報を調べてみました。
内服で用いる抗真菌剤(水虫薬)のイトリゾール(イトラコナゾールを含有)について、次のような情報がありました。

製品例: イトリゾール
成分名: イトラコナゾール
【妊婦禁忌】
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人
【妊婦・産婦・授乳婦等への投与】
妊婦..妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと。〔動物実験(ラット)で催奇形性が報告されている。〕
授乳婦..授乳中の婦人には本剤投与中の授乳を避けさせること。〔ヒトで母乳中へ移行することが報告されている。〕
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_db/nkin6290004.html

イトラコナゾールは、アメリカ・FDA(厚生労働省に相当)の薬剤胎児危険度分類基準において、カテゴリーCに分類されています。
カテゴリーCとは、「危険性を否定することができない」という分類項目であり、「動物生殖試験では胎仔に催奇形性、胎仔毒性、その他の有害作用があることが証明されており、ヒトでの対照試験が実施されていないもの」、に該当します。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_03-02.html

このイトラコナゾールの例のように、妊娠中には服用してはいけない水虫薬がありますので、妊娠する可能性のある人は基礎体温を測定したり、医師に相談するなどの日頃の努力が望ましいです。

上述のイトラコナゾールの情報は、「妊娠とくすり」というホームページに収載されていました。
興味のある方はご覧ください。
なお、このホームページにも注記されていますが、情報の取り扱いについてはすべて自己責任となります。
医師や薬剤師にご相談ください。
http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_00top.html
posted by 水虫博士 at 07:24| Comment(3) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月17日

妊娠と水虫(1)

Seesaaブログでは、アクセス解析という便利な機能があります。
この機能を使うと、どのページへのアクセス数が多いか、ということが数字で表示されます。
当水虫専科でアクセス数が多い記事は、「妊娠中の水虫治療はどう判断するのか?」 が圧倒的な一番人気です。
http://mizumushidoujyou.seesaa.net/article/18428257.html
それで、妊娠と水虫について、再度ご紹介したいと思います。

かぶみさんは、「水虫でこづくり一時期断念」 という衝撃的な記事を書かれています。
かぶみさんは爪水虫を治したくて皮膚科へ行ったのですが、お医者から、「子供をとるか、水虫治療を取るか、どちらか決めろ」 と言われたそうです。
少し長い記事ですが、かぶみさんの決断を実感できるように、全文をご紹介します:

いつからだろうか。
足に水虫ができた。
グチュグチュになった時期もあったけど、市販の薬で治ったと思った。
でも、また気が付いたら水虫になってた。
そして爪にまで・・・
今は松平健さんがCMをやってるくらい、わりとポピュラーになった水虫(爪白癬)だけど
それでもやっぱり私水虫でーすというのは言いづらいし、たくさんの薬が売ってる今、皮膚科への敷居も高い。
でも、普通の水虫ならまだしも、爪白癬は皮膚科に行かないと治らない。
最初は知らなかったが、爪白癬の薬は飲み薬。
塗り薬は納得するし、レーザーとか言われた方がいかにも治療という気にはなるけど、水虫に飲み薬って・・・
でも、これが効くらしい。
効くということは、かなり強い薬らしい。
なので、妊娠、授乳中は飲んではいけない。
ということで、4年ちかくもほっといていた。
だけど、ここにきて、水虫の季節到来のせいか、指の爪白癬の周りがひびわれてとっても痛い。
あ〜ん、緊急事態だ。
とりあえず皮膚科へ行ってみた。
そして、先生に相談。
子どもが欲しいので、きつい薬は・・・ときりだしたところ、
塗り薬で根気よく治す方法もあるけど、飲み薬なら効きが早い。(といっても、半年から1年なんだけど)
どちらをとるか決めろと言われた。
子どもをとるか、水虫治療をとるか・・・
悪いものは早めに治しておいた方がいいなと思って薬の方の治療に仕方なく決めました・・・
明日から毎朝ラミシール錠125mgを飲みます。
この間、こづくりはお休みです。
http://plaza.rakuten.co.jp/b2kabumi/diary/200605210000
注、写真・文献などは原典をご参照ください。

子供の出産は、女性にとって一大事業です。
できるだけ安全な環境で子供を産み育てることは、最重要な課題ですね。
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2006年05月27日

妊娠中の水虫治療はどう判断するのか?

5月24日(水)に、匿名のメールで問合せをいただきました。

Q:メール全文
初めまして。
水虫薬を使いたいのですが、現在妊娠中です。
アトラントクリームというお薬は塗っても大丈夫でしょうか?
成分は塩酸ネチコナゾールと書いてあります。
よければお返事頂きたいと思います、よろしくお願いいたします。

A:
お問合せいただき、有り難うございました。
妊娠中に塩酸ネチコナゾールを使っても良いか、というお問合せですね。 
私は、妊娠中はどのような薬も使うべきでない、と思います。
今のあなたには、これから生まれてくるであろうお子さんに対する、そしてあなたご自身の将来に対する重大な責任がかかっています。       
いくら外用の水虫薬といっても、胎盤を通して胎児に移行するネチコナゾールがゼロであるとは誰にも証明することはできないのです。
そして、ネチコナゾールが胎児の器官形成に及ぼす影響などは全くの未知数であるのです。                           水虫の治療は、出産後に延期されることをおすすめします。
もし仮に今ネチコナゾールを使って水虫治療を行ったとしても、水虫を完治できる可能性はかなり低いでしょう。
そうであるならば、なおさら水虫治療を延期してください。
水虫の治療は、出産後に、皮膚科を受診されることをおすすめします。  
水虫は、素人の手には負えません。
無事にご出産を終えられることをお祈りいたします。
追伸                                
水虫に対するセルフケアも大切です。               
それは、足の清潔と乾燥です。                    
5本指靴下は、多くの人が良いと評価していますので、安価なものでいいですから試してみてください。            
かゆみが軽くなるかもしれません。 

妊娠中の水虫治療に関しては、皮膚科専門医の意見を聞いていただくのが最善だと思います。
私個人の意見は、妊娠中は医薬品を使わない、です。
この問題に関心のある方のコメントをお願いします。
posted by 水虫博士 at 08:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

水虫が原因で指切断!!

もうすっかり初夏ですね。
暑くなるとともに、水虫を題材にしたブログ記事も多くなってきました。

今日ご紹介するのは、水虫が原因で指を切断する!という怖いお話です。
私自身も、水虫なんて大したことはない、と軽く見ていたのですが・・・
情報元は看護学生カリンさんのブログです。
http://blog.livedoor.jp/jennifer_k/archives/50605693.html

ブログ記事抜粋
・・・おじいちゃんの水虫は重傷で水虫菌が骨にまで達して骨髄炎を起こし、足の指を切断しなければいけなくなったらしい。
だから急遽昨日、同じS病院の外科病棟に転科することになったみたいで。。

看護学生さんの話なので、この話に嘘偽りはないはず・・・
ということは、水虫が原因でほんとに指を切断しなければならないのですね!
水虫は、既に死んでしまった皮膚組織である角質層にしか住めないはずなのですが、病状や患者の状態によっては身体の中へと潜り込み、骨まで達することもあるんですね!

考えてみれば、加齢とともに身体の防衛機能は落ちてきますし、身体の組織も繊維化が進行したりしますので、水虫が体内へと侵入しやすくなる、ということでしょうか。
皆さん、水虫は治せるうちに治しておきましょう。
posted by 水虫博士 at 07:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月06日

水虫が職業病?

ヘルパーのみみちゃんは、ヘルパーさん泣かせの一つに水虫がある、とブログで告白しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/yukiusagi50jpjp/34025746.html

みみちゃんの悩みを抜粋でご紹介します:
  ヘルパー泣かせの1つに水虫 それも爪水虫があります。
  介護が必要な利用者さんのほとんどが爪水虫になっているんだなぁ。

  利用者さんの爪はともかく分厚いです。
  色も悪いし 形も変形してる。
  中には足だけじゃなく手の爪も水虫に冒されている方もいます。
  手浴・足浴するたびに感染するんじゃないかとビクビクもんですよ〜^^;
  だけど治療を勧めることは出来ません。
  なんたって強い薬だし みなさんいろんな薬を飲んでいるから。

  介護用手袋を使う?
  それだって手袋を嫌がれば使えないよ〜
  結局仕事が終わったら石鹸で洗うしかないんだわね。
  いつまでこの白魚(!)のような指が保たれるか?

介護の必要な高齢者は、水虫とは長いお友達で水虫があることすら忘れている状態でしょう。
うかつに触ると水虫がうつります。
でもヘルパーさんですから、触らないわけにはいきません。

みなさんいろんな薬を飲んでいるから、水虫薬の内服療法は勧められない・・・
介護用手袋も嫌がられれば使えない・・・
などとその事情も深刻です。

みみちゃんの記事には10件ほどのコメントが寄せられています。
ヘルパーの仕事が終わったあとに、ヒビテン(殺菌剤)で手を消毒する・・・
爪きりを使ったあとは、熱湯消毒する・・・

看護師や指圧師の皆さんも同じ悩みに直面しているのでしょうね。
読者の皆さん、水虫はできるだけ治しておきましょう!
嫌われないために!迷惑をかけないために!
posted by 水虫博士 at 07:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 妊娠、病気、介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする