2016年03月29日

韓国の海水風呂が復活

韓国には海水を使った海水風呂があるそうです。
海水風呂は水虫にも効果があるとか、本当でしょうか!

記事全文:

25886_photo1.jpg

(画像をクリックすると拡大されます)


人々が海水浴で疾病を予防し健康を取り戻してきた。
海水には100種類を超えるミネラルが含有されていて体に良い為だ。
沿岸埠頭にある海水湯はこの原理を利用して
地下200mのきれいな海水を風呂の湯に使っている。
水質が澄んできれいなことでは、沿岸埠頭の海水湯についてくるものはない。
特に婦人病や成人病、肥満、水虫、湿疹、関節炎高血圧、痔、産後処理などに
効果的であり、皮膚美容にも良いことで知られている。
これらの風呂はそれなりに
ハーブ湯、人参湯、昆布湯、ヨモギ湯、松の葉湯、コーヒー湯、玉石サウナ、炭サウナなど特色のある施設を作っていて週末には首都圏の市民達がたくさん訪れる。

p31.jpg

(画像をクリックすると拡大されます)

韓国の海水風呂が復活

海水中のミネラルなどは、すべてイオンとして溶けています。
人の皮膚は、通常はイオンを通しませんので、海水風呂に入ったとしてもミネラルが体の中に取込まれることはありません。
ところが水虫になっている患部では、皮膚が菌に侵蝕されていて皮膚のバリアが失われており、このためにイオンであるミネラル類が皮膚の中へと入ります。
つまり、菌が生息している皮膚の中へミネラルが入るのです。
まあ、ミネラルが菌を殺せるかどうかは微妙なところだと思いますが、水虫の皮膚症状が少し改善んされる、という程度のことはあっても不思議ではないでしょう。
興味のある方は、海水で試してみて下さい(笑)。

ところで、「水虫を塩で洗って良くなったことがある」,という記事を書いている人もいます。
真偽のほどは不明ですが、似たような記事はたまに見かけます。
興味のある方は、原文をご覧ください。


posted by 水虫博士 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

水虫おもしろ話 9、中国産の水虫薬

中国には、昔から使われている水虫薬があります。
その代表的なものは、華陀膏(かだこう)と複方土槿皮酊(どきんぴチンキ、液剤)であり、これらは今も薬局などで売られています。
現在皮膚科で使われている水虫薬は、ここ50年ほどの間に開発されたものです。
それ以前にはこれという水虫薬もありませんでしたので、上記の中国産水虫薬は大いに人気があったことでしょう。

これらの水虫薬は、主な抗菌成分として安息香酸が含まれており、さらに皮膚をはがす効果があるサリチル酸も含まれています。
華陀膏の成分は、サルチル酸5%、安息香酸10%、カンフル2%、ロウ梅油(香料)1%、白色ワセリン(基材)80%、白ロウ(基材)2%です。
複方土槿皮酊の成分は、木槿皮チンキ6mL、安息香酸1.8g、サリチル酸0.9g(15ml中)です。これは、華陀膏の液剤タイプといえるでしょう。なお、木槿皮チンキにも抗菌作用があるとされていますが、その寄与度は不明です。
華陀膏http://www.iskra.co.jp/kanpo/kadakou.html
複方土槿皮酊http://homepage2.nifty.com/eijindo/html/dokinpichinki.html

水虫の患部では、水虫菌が皮膚の新陳代謝を抑えているために皮膚の入れ替わりが起こらず、水虫菌に食い荒らされた皮膚がそのまま蓄積されています。
このような変性(壊死)皮膚は薬剤を通しにくく、また水虫菌のすみかともなっていて水虫が治りにくい原因になっています。
サリチル酸はこのような変性皮膚をはがしますので、水虫を治す上ではとても効果的な作用をするわけです。
これらの水虫薬は、水虫に対してある程度の効果を発揮すると思われます。
最近のブログ記事でも、これらの水虫薬は効果があったという趣旨のものが見られます。

しかし一方では、これらの水虫薬はかなり酸性度が強い有機酸を含んでいるわけです。
当然、これらを使えば皮膚に刺激があるわけであり、多少の炎症反応が起きるでしょう。
水虫菌は、皮膚に炎症が起きると、とても治りにくくなるのです。
たとえば、足の指の間は皮膚が弱く、指の間の水虫患部では炎症を伴うことが多いのですが、そのような場合には先ずステロイド軟膏で炎症をしずめたのちに水虫薬を使うのです。
私の感じとしては、これらの中国産水虫薬は水虫に対してある程度は効くと思いますが、水虫完治にはなりにくいであろう、と思います。

中国産の水虫薬に興味のある方は、一度試してみるのも一興かもしれません。
あるいは、中国へ旅行に行かれた際のお土産には良いでしょう。
posted by 水虫博士 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

水虫おもしろ話 8、紫外線で水虫を治す??

ネット上では、水虫治療効果をうたった高価な紫外線照射装置(紫外線ランプ)が売られています。
これらの紫外線照射装置は、水虫を治すことができるのでしょうか?

皮膚科専門医の西本勝太郎医師(長崎市民病院)は、著書の「みずむし(専門のお医者さんが語るQ&A)」(161ページ)の中で、紫外線照射装置について次のように述べています。
「Q:日光浴や市販の紫外線ランプの照射は、水虫に対して効果があるのでしょうか?
A:紫外線には殺菌効果があり、食品の製造工程や保存などに使われています。
しかし、紫外線の殺菌効果はそれほど強いものではありません。
日光浴や紫外線ランプの照射で水虫菌を殺すためには、皮膚が傷つくほどの紫外線量が必要です。
ですから、水虫菌に対する殺カビ効果があるかどうか、という点では、日光浴や紫外線ランプ照射はほとんど役に立ちません。
これらの紫外線療法が効果があると考えられるのは、紫外線を当てて足を乾かす効果くらいでしょう。
しかし、足指の間を乾かすためには、単に足指の間を広げて乾かせばそれで十分であり、紫外線を用いる必要は全くありません。」

紫外線照射が殺菌作用を持つことは、よく知られています。
しかし、人体を対象にして紫外線殺菌を行うことになれば、人体を傷つけないために弱い紫外線しか使えません。
弱い紫外線の効果は、限定的なものになります。
たとえば、皮膚の表面にいるむき出しの水虫菌に対して弱い紫外線を当てれば、水虫菌は死滅するでしょう。
これに対して、皮膚の内部にすみついている水虫菌に対して弱い紫外線を照射したとしても、皮膚組織で守られている水虫菌を殺すことはできません。
つまり、人体を傷つけることなく皮膚組織に寄生している水虫菌を殺すことはできないのです。

以上でお分かりのように、紫外線照射装置は水虫を治すことはできません。
消費者としては、このような悪質な誇大宣伝に惑わされないようにすることですね。
厄介なのは、この紫外線照射装置に対して、国が許可を与えている、という点です。
しかしこの認可は、紫外線には殺菌・殺カビ効果がある、という観点から出されているもので、水虫を治す効果がある、ということではないのです。
日本の厚生労働省は、問題意識に欠けた、きわめてお粗末な厚生行政を行っています。
改善してほしいものですね。
posted by 水虫博士 at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

水虫おもしろ話 7、熱で水虫を殺す

水虫(白癬菌)は熱に弱い、と言われています。
そしてこのことを信じて、焼けた砂浜をはだしで歩いて水虫を治そうという体験談を書いたブログ記事も散見されます。

しかし、皮膚科専門医が書いた書物によれば、白癬菌を殺すためには65度C以上の温度が必要であり、この温度では皮膚がやけどをするので、実際に温熱療法で水虫を治すのは困難である、とされています。
つまり、熱で水虫を治すことはできない、という評価ですね。
私も皮膚科医の見解が正しいと思っていたのですが、ところが熱で水虫が治った、という記事があったのです。

いいお天気だぁ〜♪
「今日は割りにお仕事が軽めなので、朝から日課になっているゼニゴケとの戦い後、屋根に布団干し〜〜〜
特にコタツ布団は欠かせません。
他所宅に行ってコタツ勧められると、微妙〜気分になる雪月歌です。
。。。。だって、ほとんど干してないから気持ち悪いんだもん
ぬくぬくぬくとにゃんことひなたぼっこ
あぁ幸せ
そう言えば屋根瓦ってこれくらい熱い時に、足裏で踏むと水虫に侵された部位だけが熱さで死んで皮膚がぼろぼろ剥がれてくるのですが、知ってる人いるのかな?
手軽な治療法ですよ
以前下宿先のおやじに移されちゃって、実家で頼まれた布団干しを手伝ってて、発見しました。
すっきり綺麗に治ってしまったので、時々今も(ヘモジーも水虫持ちなので)危なくなったら屋根をとことこ歩いています。
足裏ってめったに陽に晒さないので、効果テキメンですよ、お試しアレ (以下略)」
http://blog.goo.ne.jp/setugetuka8338/e/76be60888e3684b61729c096c7fc5c85#comment-list

この記事では、焼けた屋根瓦の上をはだしで歩いたら、水虫が治った、としか書いてありません。
これだけの記載で、この話を信じても良いのか、ということになりますが、この記事には水虫が完治したことを明白に示している記載があるのです。
それは、「(足裏で踏むと)水虫に侵された部位だけが熱さで死んで皮膚がぼろぼろ剥がれてくる」という部分です。

水虫の患部では、水虫菌が皮膚の新陳代謝を抑制しているために、水虫菌に食い荒らされた皮膚が何層にも積み重なった状態になっています。
つまり、水虫菌に食われて本来なら死んでしまっているはずの皮膚が何重にも積み重なっているのです。
この水虫患部の水虫菌を消滅させると、皮膚は本来の新陳代謝能力を回復して皮膚を再生させ、その結果、水虫菌に食い荒らされたまま蓄積していた皮膚層が自然にはがれ落ちてくるのです。

水虫の患部では水虫菌を殺せば皮膚がはがれてくる・・・このことはとても大切な情報です。
雪月歌さんの記事では、水虫が治って皮膚がはがれてくる、と明記されています。
「焼けた屋根瓦の上をはだしで歩けば、水虫を治すことができる」、というのは、真実・事実であったのです。

なお、焼けた屋根の上を歩く、というのは危険を伴いますし、また、足裏がやけどする可能性もあります。
この方法をお試しになる方は、自己責任でお願いします(笑)。
posted by 水虫博士 at 11:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

水虫おもしろ話 6、水虫釣り?

水虫を題材にしたショート・ストーリー(小噺)があります。
足に住みついた水虫を釣る、というお話です。
それでは、ごゆっくりお楽しみください(笑)。

水虫治療・・・名医のいる病院?!
「長年ほっておいた水虫が最近広がって、痒くてしょうがない。
 家族にうつしてもいけないと思い、医者に診てもらうことにした。

 「ほう! これはかなり育ってますね!」
 「育ってるって? あの、水虫って育つものなんですか?」
 「もちろん! しかもあなたの場合は一匹や二匹じゃありません」
 「え?え? 水虫って一匹、二匹って数えるものなんですか?」
 「もちろん! 中でウヨウヨ、そうとう大きいヤツが育ってます!」
 「ひえーーーっ! ど、どうしたらいいんでしょう?!」

 「ひとつ提案なんですが、ここは退治なんかせずに、ご商売なさったらいかがでしょう?」
 「商売?」
 「ハイ♪ ちょっとこれを持って♪」
 「こ、これは? ちっこい釣り竿?」
 「ワカサギ釣りの要領です。糸の先っちょに針とエサをつけまして…、こうして…」
 「アハハハ、か、かゆい!」
 「ガマンしなさい! ほ〜ら釣れた♪ ね? 水虫釣り♪ 楽しそうでしょ?」
 「アハハハ〜〜、こ、これっ♪ 自分でもやってみていいですか?」
 「どうぞ、どうぞ」
 「お〜〜っ♪ カワイイのがつれました〜〜〜っ♪」
 「1回500円♪ 繁盛しますよ♪」

 「イヤ〜〜〜これはいい♪ あの、でも、一つ心配が……」
 「なんです? 心配事はなんでも言ってください。ここは病院ですから♪」

 「あの〜、繁盛はいいんですが…、全部釣れちゃって、一匹もいなくなった時にはどうしましょう?」

 「だいじょうぶ♪ その時はまた病院に来て、いっぱい院内感染してってください ♪♪♪」
      月島衣音(イオン)」
http://blogs.yahoo.co.jp/ion0012002jp/56108005.html

この記事へのコメント:
1、ミジンコ世界もここまでねえ?!
  いやあ、IONさんの創造力に脱帽!
  そうそう、わたしもミズムシの種切れどきは提供します。
                       [ yhm1420 ]
2、釣り上げた水虫は、おかゆ鍋で いただいて くんなまし^^^
                       [ angyamugen ]
posted by 水虫博士 at 09:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

水虫おもしろ話 5、香港脚

香港脚とは、どんな意味をあらわしているのでしょうか。
これを知っている方は、相当な水虫通です(笑)。

おもしろ中国語クイズ 問6
「問6:
「香港脚」の日本語の意味は?
1、香港人の足  2、水虫  3、香港半島
答え:水虫
「香港脚」はスラング的な言い回しです。すでに普通に使われています。(東北地方では通じない箇所もある)正式な言い方は中国語で「足癬」。ただし、香港の人の足はみんな水虫ではないので、誤解しないで下さい。
「香港脚」の由来は、アヘン戦争の時、英軍が香港を占拠し、駐在し始めた頃、香港の湿気に慣れていない多くの英軍兵士の足に痒い症状があらわれたので、何も知らなかった兵士達はそれを「香港脚」と呼んでいた。後に、台湾が西洋医学を取り入れるとき、同じ症状を間違って、「香港脚」と訳したため、広がったといわれている。医学的に正式な名称は「足癬」である。」
http://www.shopro.co.jp/chinese/question/a_06.html

香港脚の語源は、英軍兵士の足に生じたかゆみを意味していた、ということですね。
それが誤って水虫の名称として台湾語で表記されてしまった、とは信じられないような間違いです。
香港に住む人にとっては、とんでもない濡れ衣であると言えましょう。

香港は、日本よりも赤道寄りに位置しており、亜熱帯性の気候ですので日本よりも高温多湿です。
このため、香港では日本よりも水虫が蔓延しており、患者も多いそうです。
香港脚=水虫という言葉は、香港での水虫事情を正確に示しており、このこともあってこの言葉がそのまま使われているのでしょう。

香港脚(ヒョンカンカア)は、台湾では「暑い頃」を示す俳句の季語になっているのだとか。
香港脚を用いた台湾の俳句も紹介されています。
台湾季語で俳句を詠む「香港脚」
「(略)記事の内容はどうでもよいのですが ここに出てくる「香港脚」とは台湾語で水虫という意味 第二次大戦中に香港にいたイギリス兵に流行したことからそう名づけられたそうです。
そんなことが黄霊芝さんの「台湾 俳句歳時記」」に書いてあって「香港脚」は立派な「暑い頃」の季語になっているのです。
香港脚(ヒョンカンカア)
スリッパを穿くまじく穿く香港脚    黄霊芝
足つぼで 噴出してくる 香港脚    陶嘉久
馬総統 ヒョンカンカアと 声を掛け  陶嘉久」
http://blogs.yahoo.co.jp/nipponia_nippon3/59461194.html
posted by 水虫博士 at 15:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

水虫おもしろ話 4、ペンギンに水虫薬?

動物園にいるペンギンに、水虫薬を使うことがあるそうです。
ペンギンの水虫を治すのでしょうか?

ペンギンの呼吸器の病気の治療に水虫薬が使われることがある
「南極周辺の空気のきれいなところに生息するペンギンを日本で飼育すると、呼吸器官にカビが生えて呼吸困難になる病気になることがあります。
その治療に、霧状にした水虫の薬を吸入させる治療をする場合があります。
水虫のもととなる白鮮菌もカビの一種なので、効果があるということです。
薄めて使っているので大丈夫なのでしょうが、痛いのではないかと心配になる治療法です。」
http://blog.goo.ne.jp/sakai_masanori/e/c557d7f4f5c73c4f891d6e40371f8749

南極では極低温な気候のために、微生物すらも生息できません。
そんな南極育ちのペンギンは、微生物に対する防御機能が通常では不要です。
ところが、その温室?育ちのペンギンを高温多湿の日本で飼育するとどうなるのでしょうか?

ペンギンを日本で飼育すると、呼吸器系統にカビが繁殖することがあるそうです。
これは、空気中に漂っているカビが、防御機能の弱いペンギンの呼吸器に入って繁殖するのです。
このカビ感染に対して、水虫薬を噴霧(吸入)して治療するということですね。
水虫薬は、真菌(カビ)を殺す作用がありますので、ペンギンの呼吸器感染に対しても有効なのでしょう。

ペンギンにしてみれば、故郷の南極にいればカビに感染することもなかったわけですから、これは全く迷惑な話ですね(笑)。
posted by 水虫博士 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月30日

水虫おもしろ話 3、ナポレオンと田虫(タムシ)

ナポレオンが水虫に悩んでいた?、という話はよく知られています。
この話は、本当であったのでしょうか。

ナポレオンの秘密
              ナポレオン.bmp

「ところで、ナポレオンの肖像画に、しばしば腹部に手を差し入れたポーズを見かけますが、あれはへその周りに繁殖した「水虫」を掻いているという噂があります。
イタリアでの戦争の際、目の前で敵に撃たれて倒れた部下の兵士の鉄砲を取り応戦したナポレオンでしたが、その鉄砲から疥癬がうつったと言われています。
この「水虫」(正式にはタムシでしょうか?)も若い花嫁との結婚生活には、大きな引け目だったことでしょう。」
http://blogs.yahoo.co.jp/kiitirousong/9971876.html

ナポレオンの水虫
「どうでもいいウンチクですが、ナポレオンが水虫だったかも、という説はかなり有名ですね。この場合は正確に言うと水虫ではなく「タムシ」ですが、ナポレオンが手を懐に入れているお決まりのポーズ、実はお腹がかゆくてたまらないのでポリポリ掻いているのだ、という鋭い分析です。
この説は横光利一の短編小説『ナポレオンと田虫』で一気に知られるようになってしまいました。かゆくてイライラ。そのイライラを解消するために精力的な征服戦争を起こしたという解釈です。欧州各国をまきこんだ戦争の原動力はタムシだった‥。
しかし本当はタムシではなく疥癬(カイセン)だと主張する人もいます。疥癬はヒゼンダニが原因なので水虫とは無縁。で、真実はどうだったのか。それは歴史の深い闇の中につつまれています。」
http://www.okhelth.com/mizumushi/002_4/post_20.html

欧州各国を巻き込んだ戦争の原因がタムシ(水虫)であった、という話には驚きますね。
ナポレオンの時代には有効な水虫薬はありませんでしたので、タムシになっていれば我慢できないほどのかゆみがあったことでしょう。
この話の真偽のほどは不明ですが、水虫が世界の情勢を左右した、とは壮大な話ですね(笑)。
posted by 水虫博士 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月29日

水虫おもしろ話 2、手塚治虫も水虫だった

漫画・鉄腕アトムで知られる手塚治虫さんは、実はひどい水虫になったことがあるそうです。

ブラック・ジャック
「手塚治虫のブラックジャック。
又、読みたくなって全巻セットを買いました。
あの漫画が大好きで、高校生くらいの時に一度集めたのですが、どこかに行ってしまってました。
皆さんもご存知だと思いますが、
ブラックジャックは金持ちの足元を見て、大金の報酬を得るのですが、オチを言うとあのお金は全額寄付しているのです。
仕事は超一流、
強きもの(金持ち)に強く、弱きもの(貧乏)に優しく。
本当にかっこいいもんです。
ピノ子との親子愛(?)もいいんですよね〜。
手塚治虫は医師免許も持っている名漫画家。
医師免許をとるきっかけになったのは、実は水虫なんです。
自身の水虫がひどくで、両足切断寸前まで行った所を、病院で治療してもらい、それに感激して医師を目指すようになったとか。
手塚治虫が水虫で無かったらブラックジャックも生まれてなかったかもしれませんね。」
http://blog.livedoor.jp/tarumiya/archives/51162387.html

水虫が原因となって、両足がはれあがることがあります。
これは、皮下の蜂窩織(ほうかしき)という部位で細菌(水虫菌あるいは雑菌)が急速に異常繁殖する蜂窩織炎という症状で、重症の場合には足を切断することもあります。
蜂窩織炎と水虫http://mizumushidoujyou.seesaa.net/article/22529993.html

名作「ブラック・ジャック」も水虫が縁で生まれた、というのも面白い逸話ですね。
水虫は人に厄災をもたらすのですが、その厄災をバネにして新しい仕事を展開することができるのも、人間の素晴らしいところです!
posted by 水虫博士 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月28日

水虫おもしろ話 1、日本人初の水虫は誰?

水虫専科では、これまでに千を越える記事をご紹介してきました。
それらの記事の中から、面白そうな話題を抜粋してご紹介していこうと思います。
記念すべき第一回目は、「日本人初の水虫は誰?」です。

ニッポン人が好きな偉人
「見た人もいると思いますが、「1億3000万人が選ぶニッポン人が好きな偉人ベスト100発表」という番組をやってました。
1位は間違いなく龍馬だろうと思いながら見てたけど、惜しくも第2位。
2位でもさすが。土佐の誇りですね。
お札の肖像にしたい人物でも、いつも上位に入ってきますもんね。
龍馬はいつもブーツを履いていたため、
「水虫になった初めての日本人」と言われているというのは初めて知りました。
何ごとも人の一歩先をいってたんですね。」

               a0053772_2219438.jpg
http://tosa4351.exblog.jp/3579132

龍馬はいつもブーツをはいていた、という話に目をつけて、ブーツ→水虫へと話を飛躍させた無責任な人がいるんですね。
この話はよくできていますが、全くの嘘です(笑)。

これとよく似た話もあります。
「水虫菌は、アメリカ大陸が原産地である。
日本人として初めてアメリカへ渡ったジョン・万次郎が日本人水虫患者の第一号である。」
この話も、作り話ですね。

動物は死ぬと土の上に横たわり、その死骸は鳥獣に食われたり、土壌由来の微生物によって分解されたりします。
それらの微生物の中には、死骸の皮膚・皮を分解する役割を担っていたものも存在するわけで、この皮・皮膚を分解する微生物が生きている動物にも寄生するように進化したのが現在の水虫菌なのです。
水虫菌は、人類が誕生するよりもはるかに昔から、動物のお友達であったわけです。
おそらくは、恐竜にも水虫はあったのでしょうね。
人類初の水虫、というのも、残念ながら?ない話です(笑)
posted by 水虫博士 at 11:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫面白話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする