2009年09月29日

求む、水虫の名医

水虫の名医を紹介してください、という趣旨のブログ記事がありました。
効果的な情報は得られたのでしょうか。

情報求む!

          3a19d318f09c4de2d7b9ca3d64768b60.jpg

「お母さんの水虫はただいまこんな感じ
1週間前よりは少し落ち着たかな
でも、いまの施設の医者の治療には疑問だらけなので、他の病院に連れていこうとは思っているのですがぁ〜
糖尿病の名医なら知っているけど・・・
水虫の名医はどこがいいのかわからない・・・
なので、誰かい〜い皮膚科のお医者さん知っていたらおしえてぇ〜
埼玉限定で情報おまちしています」
http://blog.goo.ne.jp/miyuki_16/e/7e61451fa135b2140e92f60fcfce3fc7#comment-list

この記事には少しコメントも寄せられているのですが、埼玉限定の水虫名医というのはないようです。
水虫は皮膚感染症の一種ですので、皮膚科医としても抗真菌剤(水虫薬)を処方するしか打つ手もありません。
皮膚科医としての創意工夫や熟練といったものとは縁遠い世界だといえます。
私も何人かの皮膚科医のお世話になった経験がありますが、いずれも名医という印象ではなかったですね。

もし皮膚科を受診するのであれば、公立総合病院の皮膚科へ行くのが良いでしょう。
水虫菌の検査もしてくれますし、対応が丁寧で安心です。
posted by 水虫博士 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) |   家族の水虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月28日

水虫にご注意

足がかゆくなったので、薬局で水虫薬を買って治療したのだが良くならず、皮膚科へ行ったのだが・・・という体験談が紹介されています。

「水虫」にご注意!
「片方の足がかゆくてたまりません・・
初夏からそんな状態です。
水虫だーまあなんとも色気のないこと・・
で、よく売っている薬、ダ○○ンを買って塗りました。
すぐにかゆみが止まりました。
しかし・・どうも完全によくならない・・
良くなったり悪くなったりを繰り返して2ヶ月も経ってしまいました。
友人のお父さんは、飲み薬ももらって良くなったとか・・
もう皮膚科へ行くしかない―時間がないのであまり行きたくないのですが。
先生が足の皮をピンセットでつまんで、顕微鏡で見て
菌が見えない―水虫ではないようだ
そんな診断でした。
もうびっくり・・足が赤く、かゆくなって、皮も少しむけたら、それはもう完全な水虫、と思っていたのです。
先生の話では、そういう状態では、まだ水虫の可能性は半分だとのこと。
「そんなに簡単なものではありません」と言われてしまいましたー
ではこれ何かというと
暑さで蒸れたための「湿疹」ではないか・・
ただし、ダ○○ンをだいぶ塗ってきたから、菌が出ないだけかもしれない、また1週間後に来るように・・
と言われました。
湿疹の薬をもらい、何日か塗ったら、すっかり良くなった感じ。
ただし、涼しくなってきたこともあるかもしれません。
とうに1週間を過ぎましたが、時間とお金がないので、ついついそのままになっています。
だから真相ははっきりしませんが・・
とにかく、簡単に水虫と決め付けてはいけない、ということを知りました。
皆さんがこんな状態になったら、こんなこともある、ということを覚えて置いてください・・
足の写真は、みっともないので撮りませんでした・・」
http://blogs.yahoo.co.jp/mee_no_haha/56280179.html

この記事に書かれているように、薬局で買った水虫薬を塗っても皮膚症状が治らず、皮膚科へ行っても原因がはっきりしない、そしてそのまま放置している、というのはよくあることなのでしょうね。
こうなると、皮膚症状の原因が何であったのか、水虫であったのかなかったのかわからなくなりますし、肝心の皮膚症状も治らないままになります。。

今の水虫薬は水虫を完治させることが難しく、いつまでも皮膚症状が残ります。
そして水虫菌は皮膚表面に近いところではいなくなっていますので、皮膚科で検査しても水虫菌がいないことになり、診断結果としては水虫でない、ということになります。
こうなるといつまでもその皮膚症状に悩むことになります。
これとは逆に、水虫ではない皮膚症状を水虫だと思い込み、いつまでも水虫薬を使うというケースも多いようです。

最初から皮膚科へ行けばよいのですが、それもまた面倒で億劫になりやすいですので、このような行き違いはやむを得ないことでしょうか。
この記事を読んで、最初から皮膚科へ行くことを選択する方がいれば、この記事が役立ったことになります。
posted by 水虫博士 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫治療の体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月26日

薬に負けた

今の水虫薬は、できるだけ薄く引き延ばして皮膚に塗ることになっています。
これに反するとどうなるのでしょうか。

虫は虫でも
「きゃ〜〜
ひどいことになってる〜〜
マジへこむ・・・
何かと言うと・・・水虫・・・
ちょっと前にデイで発見されて、薬をつけていたのにだんだんと繁殖して来て・・・
気がつけば、小指の間だけだったのが、ほかの指の間にも・・・
これではいかん!早期治療が肝心と、薬局で薬を買ってきて治療開始
治ればいいが・・・と思いつつ
次の日、足を洗ってもらうと患部の皮がべろっと剥けてる
痛々しいが、治ると信じてお薬ペタペタ(これが昨日の夜)
今朝、患部から多量の滲出液が出てベッドの足底のクッションにシミが出来てる
気持ち悪ぅ
とりあえず、靴はやめてサンダルで過ごすことに
改善するといいけど
午後、更にひどい事になってました
お汁が滴り落ちるぐらい
いつもなら絶対に行かない病院に行きました・・・
薬に負けた模様」
http://blog.goo.ne.jp/terako1122/e/afa3f37ba522678516aabbadc0ab4d0a

今使われている水虫薬には、有効成分である抗真菌剤が1%も含有されています。
この1%という数字は、水虫菌(カビ)を殺すために必要な量の数千倍以上も多いものなのです。
こんなにも高い含有量にしないと、水虫に効かないんですね。
それで、水虫薬を使う際にはできるだけ薄く薬を塗る、ということになっているのです。

水虫薬に多い副作用として、「皮膚が負ける」ことがあります。
水虫薬は、皮膚への刺激が結構あるわけですね。
それをたっぷりと皮膚に塗ると、この記事のように皮膚に激しい炎症が起きて体液(リンパ液)が浸み出してくることになりかねません。

ご参考までに補足しますと、皮膚に炎症が起きた状態では水虫菌はとても活性になります。
そして水虫薬は効き目がとても悪くなります。
趾間水虫では趾間の皮膚がとても弱いので炎症が起きやすく、このため趾間水虫を治す際にはまず趾間の炎症を治してから水虫薬を使います。
ご参考にしてください。
posted by 水虫博士 at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫治療の体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月25日

水虫記事集 13

水虫記事をご紹介しています。
興味のある方は、原典をご覧ください。

1、本当は怖い…http://blogs.yahoo.co.jp/yes_satochan0112/3621032.html
2、9月最初の土曜日!?http://blog.goo.ne.jp/love_jiwoo/e/bdbc41d310d21ed1c7617744eb57ad03
3、お耳キチャナイ、きちゃない http://blogs.yahoo.co.jp/katochinmama/60406290.html
4、掌蹠膿疱症http://blogs.yahoo.co.jp/sana2001322/29124152.html
5、やっとスイムできました。http://blogs.yahoo.co.jp/matsu39000202/676449.html
6、耳が痛い!http://blogs.yahoo.co.jp/isson8931/60281550.html
7、汗疱(かんぽう)http://blogs.yahoo.co.jp/from_star/58699899.html
8、この湿気…なんとかしたいねhttp://blog.goo.ne.jp/yuri12091592/e/bc8c5214e79efe48213b37048094a3f6
9、ジベルなんとかこうとか・・・http://blog.goo.ne.jp/chabonosuke/e/9865db360cbdf1f2d9867e94351e4b8b
10、木酢液で足浴http://blog.goo.ne.jp/cmiok/e/289b177fb76bfe3be3afb0c11cf3f4c6
posted by 水虫博士 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫記事集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月24日

ふくらはぎの水虫

右足のふくらはぎに10年ほど前からある皮膚炎が、皮膚科で診てもらったところ水虫であった、というお話が紹介されています。

気分は若者のつもりでも中身はストレスをかかえた普通のサラリーマン
「(略)病院に行ったついでだったので、
右足のふくらはぎに10年ほど前からある皮膚炎も診てもらいましたが、
これもあっさり診察結果が出まして。
原因は白癬菌なんだそうな。
僕  「白癬菌って、コレ水虫の類なんですか!?」
医者 「そうだよ。皮膚炎の薬塗っても治らなかったでしょ?」と、
とても納得できるお答えを頂きまして。
他のお医者さんではずっと部分的なアトピー性皮膚炎だと診察されてましたが…
なのでふくらはぎに、これも変な話だけど水虫の薬を塗っていただきました。
どうりて痒くてたまらないし治らないわけだ…
僕は足の指に水虫が出来た事は一度もないんだけど、
まさかふくらはぎに水虫持ってたなんて、誰にも染さなくてよかった。
嫁が「私のアトピーをステロイド使わずに治した」と、
凄く頼りにしてる皮膚科の先生って事で診てもらいに行ったけど、
腕は確かなのかもしれません。
僕の回りはアトピー持ってる人が多いので、
ここなら紹介してあげても良いと思えました。」
http://blog.goo.ne.jp/masa_044/e/7b45d07c1dfaadda6974f4d375e475dd

この記事では、10年ほど前からある皮膚炎が水虫であったと書かれています。
水虫は自然治癒しませんので、水虫薬を塗って治療しない限りはいつまでも皮膚症状がなくならないのです。
いつまでも治らない発疹があれば、それは水虫である可能性がありますので、読者諸賢も注意してください。

ふくらはぎは、靴下をはくときなどに手指で触れますので、手指(特に爪)を介して水虫がうつることがあります。
ふくらはぎは体毛が多数ありますので、水虫菌が体毛組織に入ることになり、毛根の深いところにまで水虫菌が入ってしまうと難治性の水虫になります。
ふくらはぎにできた水虫は、少し水虫薬を塗ったくらいでは治りません。
そしていつまでもかゆみがあって、その原因が水虫であるとは気がつかないのです。

水虫とは治りにくいものですが、身体にできた水虫の場合には体毛の毛穴に入ることも多いのです。
毛根の深い部分に水虫菌が入った場合には、内服薬を使う必要があるとも言われています。
難儀な話ですね。
posted by 水虫博士 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) |   体部・手の水虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月23日

爪水虫の話

爪水虫を治すためには、内服用抗真菌剤を飲むことが必要です。
このことに関して、多少の問題点があります。

爪水虫の話
「旦那が爪水虫になりました。
CMで、爪水虫はお医者さんで…
というのを覚えていたので、すぐにお医者に行かせました。
CMでは、
爪水虫は、家族にもうつる。
爪水虫は、飲み薬じゃないと治らない。
と言っていたと思うのですが、
お医者から帰ってきた旦那が持っていたのは、塗り薬でした。
なんで?飲み薬じゃないの? と聞いたら、
お医者さんが言うには、
飲み薬で治る人は70%。
費用が月に7000円かかる。
毎月血液検査が必要。
治療には半年かかる。
1割の人が肝臓が悪くなる。
という内容だったらしく、とりあえず塗り薬で様子をみましょう
ということになったそうです。
70%治るんなら…と思う半面、肝臓が悪くなったらどうしようと思う。
テレビで見ることを100%信じてはいないけれど、危険だなぁと思いました。」
http://blogs.yahoo.co.jp/sasa0102ai/21291778.html

薬を使うための判断基準としては、薬を飲むことによって得られる利益と、薬を飲むことによる不利益とを比較検討することになります。
爪水虫の場合には、爪水虫が治ることがその利益になります。

多くの人にとっては、爪水虫があることはさほど重要な苦痛にはなりません。
爪水虫があっても自覚症状は何もありませんので、見た目を気にしなければ何の問題もないわけです。
そうなると、1割の人に肝障害が出るとか、薬代が高いとかいうことは大きなマイナス要因になります。
特に、内臓に何らかの問題のある人は、内服療法はできないでしょう。

爪水虫の内服療法を行うかどうかは、その人の気持ちの問題になります。
爪水虫をぜひとも治したいと思う方は内服療法を選択する、ということでしょう。
posted by 水虫博士 at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月22日

ジャケ買い

「ジャケ買い」とは聞きなれない言葉ですが、どんな意味があるのでしょうか。

ウォーター・バグ・バスター!
「白癬菌さんのマイホーム計画を阻止すべく、薬局に行ってきました。
でも、水虫用のお薬の種類が思いのほか多くて、どれを買ったらいいのやら・・
仕方ないのでジャケ買いですw

          809d4f2729e460e8a24dd7301eed2f9c.jpg

このドリル状の何かがギュルンギュルンしている様に惚れました。
効いてくれると良いんですが・・
というか、効け。」
http://blog.goo.ne.jp/kurihashisan/e/8fb466d3982a0ff2b07c2a216efdb00f

薬局へ水虫薬を買いに行ったところ、どの水虫薬が良いのか分からないので箱のデザインで選んだ、というわけですね。
これは少し問題のある選択法かとも見えますが、しかし世の中はこんな基準で動いているのかも知れません。

この方は、値段の高い水虫薬を選んでいますので、これも一つの選択法ですね。
値段の高い水虫薬は、一応は最先端の水虫薬なのですから。
結果は水虫に効いているということで、何の問題もありません(笑)。
posted by 水虫博士 at 16:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫治療の体験記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月21日

カビ人間

全身に広く水虫(皮疹)が広がっている人がいたそうです。
題して、恐怖カビ人間・・・

『恐怖!黴人間現る!!』
「 それは忘れもしない9月3日の話。9月2日の23:45頃、SCUへ急患が搬送されてくる連絡がありました。私はその日の仕事は全体フォローという名のフリー業務だったので、患者を受けいれる係でなく受け入れのバックアップを担当しておりました。9月3日0時過ぎに患者が搬送されてきました。患者は痙攣の重責発作で家で1回、救急車の中でも1回痙攣を起こしています。着いた時は全く意識がない状態(意識レベルJCS300)でした。バックアップ担当の私は一緒に来た家族を控室へ誘導し、連絡先などの記載方法を簡単に説明し患者のところへ。脳卒中疑いの患者は何はともかく頭部のMRIを取るので金属が全身についてないか見るためにも服を脱がせます。その患者の服を脱がしていくと、直径5〜6cmの皮疹が全身に点在していました。そして、両鼠径部から陰部を経て臀部全体から腰までの皮疹が広範囲に渡っており、発赤というよりも皮が一枚向けたような状態でかなり酷く、
「何コレ?疥癬(皮膚病の一種)?」
「でもなんか酷過ぎるし、怪しいよなぁ?」
とのスタッフ間の意見で私はすぐさま家族に聞きに行きました。しかし家族は「何か皮膚の病気があるらしく薬を本人が通院中の病院からもらってたが、ちゃんと医者には見てもらってない」とのことでした。私が家族から他にもいろいろ既往歴を聞いて再び処置中の病室へ帰ってくると患者が再度痙攣発作を起こしており、抗痙攣剤を投薬したり、ジャクソンリースで換気したりなど処置していました。暫くして痙攣発作が治まり、状態も安定したためMRIへ私が搬送しました。MRIの結果、脳卒中は否定されましたが未だ意識がない状態。とりあえず一晩はSCUで管理することとなりました。そして、深夜勤担当者に申し送る頃には患者のレベルもやや上昇(JCS200程度)していました。
 9月3日の日勤でのその患者の担当は私でした。患者は2時過ぎから覚醒し、ずっと同じことを叫び続けていたそうです。元々アルコール依存症の既往があったので、医者共に今回の痙攣重責発作は「やっぱその影響じゃないの?」という意見でまとまりかかったのですが、相変わらず謎の皮疹があるし、痙攣発作の原因の診断をつけなければ治療ができない、そしてさまざまな都合で病棟が受け入れてくれなかった、ので脳卒中じゃないのにSCUへ1日居残りになりました。皮疹については皮膚科に紹介していましたので、皮膚科の判断待ち。それまで患者はずっと精神科領域の病気的な感じでずっと同じことを繰り返し叫び続けていました。
12:40過ぎに皮膚科Drが往診に来てくれました。とりあえず一番酷い臀部を見せると一言、
「あ〜こりゃすごいな」
そして昨日も私と一緒にこの患者を受け入れした看護師さんが、これは何か聞くと
「ん?いわゆるインキンタムシ」
と。インキンタムシとは、白癬菌の感染、つまり水虫と同様の病気です。白癬菌とは菌と書きますが、乳酸菌や大腸菌などの細菌と違って真菌という分類。真菌とは言い方変えますと所謂、カビなのです。あの有名な菌漫画「もや/しも/ん」でも「人体に王国を築く菌」として有名です。
皮膚科Drが指示出して去った後・・・うぎゃあああぁぁぁぁぁぁ!!!!と、私と一緒に昨夜から勤務してた看護師さんは叫びました。つまり、この患者さんは全身水虫って事なのです。緊急の患者を受け入れる時は失神して失禁などしていることが多いし、転倒してどこか怪我して流血している可能性もあるので、必ず手袋対応ですし、皮膚がずっと気になってたので私もその患者さんに対応する時は必ず手袋とマスクを着用して行ましたが・・・いぃぃぃやぁぁぁ〜〜!!!み、み、み、水虫触っちゃった〜!!
 そのことが判明してから、処方されたラミシールクリーム(抗真菌剤軟膏)を1日で1本使い切る勢いで全身に塗りたくりました。そして今回の痙攣の原因がこの真菌による髄膜炎ではないかということで、腰椎穿刺の処置がありその時は医者、看護師全員でアイソレーションガウン(感染性の高い菌保持者に使用する医療用ディスポガウン)及びディスポエプロン着用で対応していましたが、着用しつつも私は「自分は絶対、手遅れや…すでに全身が水虫に侵されてる・・・」とかなりテンションが下がっておりました。
業務終了後、病棟会議があったのですがどうしても気持ち悪くて「5分遅れます!!」とスタッフに告げ、更衣室のお風呂で全身を洗ってから出席しました。仕事終わって即お風呂って初めてです。
翌日、その患者さんは無事(?)病棟に転棟していったので水虫菌の恐怖からは逃れました。
 想像できない方は意味分からなかったでしょうが。想像できた方、背筋が寒くなったでしょう?ある意味、私にとってはこの夏どんなホラーよりもホラーな出来事でした・・・。
 あ、ちなみに私は無事でしたよ、白癬菌に王国は築かれませんでした。」
http://blogs.yahoo.co.jp/aaa36362002/49048700.html

全身に直径5−6cmの皮疹(水虫)がある、というのは凄くて怖いですね。
陰股部は全体が一皮むけたように赤くなっている、ということですが、陰股部についてはカンジダ症と水虫との混合感染が起きていると思われます。
看護婦さんはこのような患者の処置もせねばならず、職業柄とは言えお気の毒ですね。

それにしても、患者の痙攣の原因として真菌(水虫菌)による髄膜炎を疑って腰椎穿刺を行った、というのはいかがなものでしょうか。
水虫菌が体内へと入るというのは、余程のことがない限り(たとえばエイズ発症など)考えにくいのではないかと思うのですが・・・
まぁ、水虫持ちの人は、できることなら水虫を治療しておいて、過度の心配や誤解をされないようにしておくのが賢明なようです。
posted by 水虫博士 at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 水虫の豆知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月19日

水虫の診断法と治療法

「水虫の診断法と治療法」と題する記事が紹介されています。
作者は薬剤師さんと思われます。

水虫の診断法と治療法
「足の水虫は顕微鏡での診断が確実
顕微鏡で確認します。
足の水虫の場合、特に足の薬指と足の小指の間が痒いと、趾間型の水虫と自己診断しがちです。しかし、違う病気の可能性もありますので、皮膚科を受診して皮膚の白癬(はくせん)菌を顕微鏡で見て、確実に診断をしてもらいましょう。
角化した皮膚を少し削ってアルカリで溶かして、顕微鏡で確認します。「水虫になってしまった……」と自己診断した人の中には市販の薬を使っている人も多いと思いますが、どうも治りが悪いので皮膚科に行くのはよくある事です。この時の注意事項があります。皮膚科に行く前には、数日間水虫薬を塗るのを止めましょう。水虫薬を使っていると水虫菌が顕微鏡で見えなくなってしまい、逆に違う病気が疑われてしまうこともあるからです。
足の水虫の根治には根気が必要!
水虫の治療に使う薬は皮膚の角化層に浸透して、水虫菌(白癬菌)を殺菌する作用があります。薬の効果は数日間でも実感できます。水疱型の水虫では水泡部分がなくなると治った感じがします。
しかし、水虫菌は数日間では全滅しません。皮膚に潜んでいる水虫菌は機会があれば再度、増殖してきます。水虫が治らないと言われるのは、痒みがなくなると薬剤の使用を中止して暫くして再発するからです。皮膚の入れ替わりを考慮すると根治させるためには6週間から12週間の治療が必要です。
水虫治療、実は秋冬が勝負!
「夏になると水虫にかかりやすい」と思っている人が多いようですが、夏になると高温多湿になり、もともと皮膚に生き残っていた白癬(はくせん)菌の繁殖が活発化し、痒さが増してしまうのです。なので、一見「夏になると水虫にかかりやすい」と思い込んでしまうのですね。
一方、秋になると治ったように見えるのは、白癬(はくせん)菌の増殖力が落ちたので痒さが前よりも和らいで、一見治ったように感じる場合があります。
真夏から塗り薬で治療を初めた水虫は、秋から冬になると治ったように思えて、多くの人が治療を中断しがちです。しかし、皮膚に白癬菌が残存している可能性は大です。また秋冬に完全に水虫を治療すれば、翌年の夏に水虫に悩まされる事はなくなりますので、水虫治療は実は秋冬が勝負!です。
爪水虫は別な病気と考えましょう!
爪が厚くなって変色したら爪水虫かも!
足の爪に水虫菌(白癬菌)が侵入してしまった場合、角化層が厚いため、通常の塗り薬では浸透しません。通常の水虫とは別の病気と考えましょう。爪水虫(爪白癬)の治療方法は、カビ(真菌)に対する薬剤、抗真菌剤の内服が必要となります。内服の抗真菌剤は処方箋が必要な薬剤ですので、薬局では市販されておりません。爪が生え変わる期間は最低でも服薬しなくてはいけません。そのために服薬期間は6ヶ月〜1年程度となります。
なお内服薬の一部は肝臓の機能検査のための採血が定期的に必要とされています。」
http://blog.goo.ne.jp/zhongsheng1/e/04d572f108b030eb42094bfe86f28a62
posted by 水虫博士 at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚科医の水虫論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする